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「オズの魔法使い」で描かれる魔法の国の情景やユニークなキャラクターたちを彷彿とさせる旬の食材を使った料理の数々。それはまるでドロシーたちと不思議な世界を旅するかのよう。
五感が満たされ、インスピレーションあふれる、新しい東京が見つかるホテルステイ。東京の「今」の躍動感や波長と共鳴し、ユニークなサービスやコンテンツを展開するホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」。一歩足を踏み入れると、数々のこだわりでゲストの五感を魅了し、インスピレーション溢れる空間が広がっている。現在、「メズム東京、オートグラフ コレクション」では、出版から120年以上経った今も世界中の人々に愛され続ける名作『オズの魔法使い』の世界を独創的に表現したランチ&ディナープログラムをレストラン「シェフズ・シアター」にて期間限定で開催している。
ビストロノミースタイルのフレンチを、オープンキッチンのライブ感とともに楽しむ「シェフズ・シアター」。“シェフの劇場”という名の通り、まるで舞台を観劇するように、ストーリーとともに紡がれる美食体験を五感すべてで堪能いただくレストラン。『オズの魔法使い』をモチーフにしたランチ&ディナープログラムでは、物語の前半をランチで、後半をディナーで再現している。
また、ワインのペアリングもおすすめだ。プロが料理一皿一皿に合わせてチョイスしたワインを飲めば、相乗効果によりワインを楽しむための食事へと、また違った角度から楽しむことができる。
大きな竜巻によってドロシーと子犬のトトが家ごと不思議の国オズへと飛ばされる冒険の始まりから、旅の道中で出会った愉快な仲間たちと共についにエメラルドの都へたどり着き、物語が大きく展開していく場面までを料理で表現。旬の食材と繊細な技で表現されたフランス料理の数々を味わうことができる。
ドロシーとトトがカカシ、ブリキ、ライオンと出会い、仲間と共に歩みを進める意気揚々とした演出も感じられるメニュー。アサリなどの魚介のすり身をつるんとした食感の生地で包み「カカシの頭部」を表現。また「ブリキのきこり」「ライオン」も鯛や、ヤマブシタケのフリットで表現し、出汁のきいた貝ベースのソースと絡めて頂く。
深い眠りを誘うケシの花のにおいによって、ドロシーとトトとライオンが眠り込んでしまうシーンを可愛らしく表現した一皿。外側はハシバミのクランブルでカリッと、中はやわらかくジューシーに仕上げた氷室熟成豚に、コクのあるヘーゼルナッツ風味のソースや素材の旨味を生かした季節の野菜が添えられている。
そしてディナープログラムでは、悪い西の魔女の手下たちと戦い窮地に追い込まれるシーンから、優しい南の魔女の助けでドロシーとトトが無事に元の世界へと帰るフィナーレまでを料理で表現。ランチプログラム同様、旬の食材を使用し、細部までこだわった美しいフランス料理の数々を楽しむことができる。
ドロシーが西の魔女を倒す場面が舞台。カリフラワーの旨味が濃縮されたブラマンジェにシブレットなどのハーブのジュレを乗せ、イカスミで黒く色付けしたパンのパウダーで魔女のシルエットが描かれている。最後に、バケツに入ったトマトのソースを魔女を模したブラマンジェにかけて仕上げるというユーモラスな演出も。
ハーブの香りをまとわせてしっとりとローストした骨付きの仔羊に、旬の野菜を添え、仔羊のジュで王道の味わいに仕上げた一品。パスタフリットやレンズ豆のコロッケでオズが乗った気球を白い野菜のピューレで雲を再現しており、味はもちろん見た目も楽しむことができる。
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