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世の中に大人の愉しみというものは数あれど“おひとりさまホテルステイ”ともなると、かなりのハイランクに位置づけされるのではないだろうか。14時のチェックインきっかりには部屋に入り、翌朝11時のチェックアウト時間まで、一歩もホテルの外に出ない。そんな贅沢な過ごし方も、住み慣れた東京にいるからこそできる、ホテルステイの醍醐味。
今回、“おひとりさまホテルステイ”したのは、1980年の開業以来、最大規模で全館客室リニューアルが行われた「ハイアット リージェンシー 東京」。12タイプの心ときめく新客室が完成し、大人にとってより一層、魅力的なラグジュアリーホテルに進化。「新宿」という、世界でもユニークな街を体現する躍動感にあふれたデザイン性と、現代人のライフスタイルに合わせたタイムレスな快適性で、大人のホテル通もうならせる、特別な空間に生まれ変わっている。
そんなわけで、今回、宿泊したのは、まさに新たに誕生した「スタジオ コーナー パークビュー キング」ルーム。64㎡のゆったりとした室内の中央には、キングサイズのベッドが贅沢に配置され、広々とした窓辺のソファースペースからは、緑豊かな公園と大都会・新宿の街並みが一望でき、さらに、二面が大きな窓になっているので、開放感も格別!都会のど真ん中にいながらにして味わえる静寂の時間には、心ゆさぶる高揚感があり、これこそ「日常の中の非日常!」
極めつけは、窓側に設けられた大きなバスタブから、新宿の摩天楼の景色を眺めながらの、ゆったり至福のバスタイム。このバスタブにつかりながら、極上のひとり時間を過ごすためだけにでも、泊まる価値あり!ソファーベッド使用で、大人4人まで快適に宿泊できるから、家族や友人はもちろん、ごほうび女子会にもうってつけ!ここだけの話、この立地、ハイアット リージェンシーというホテルブランド、そして、このハイグレード感はリピート必至!の神コスパといえるかも。ホテルを日常的に上手に使いこなす、本当の大人のホテル好きにこそ、おすすめしたいホテルです。
そしてもうひとつのビッグニュースが、開業以来、時を重ね、愛され続けてきた、ホテルの象徴ともいえる煌めくシャンデリアの下に、2025年4⽉末、ロビーラウンジ「Nineteen Eighty Lounge & Bar」が新たオープンしたこと。⾼さ28メートルの吹き抜け空間には、時を超えた美意識が宿り、クラシックでありながらもモダンな、懐かしさと新しさが交差する美食のスポットとして、食通たちの間で話題となっている。
まずはアペリティフに、ブラッディマリーをいただきながら、どれどれ?メニューを拝見。この「Nineteen Eighty Lounge & Bar」には、11時から23時半まで、どの時間帯でもオーダーできる「Classics」というシグネチャーメニューがあるそう。登場するメニューのかずかずは、ホテル創業当時にも提供されていた料理をモダンにアップデートしたものや、日本の豊かな食材とクラシカルなテクニックを融合させた一皿など、受け継がれてきた伝統の素晴らしさが伝わるものばかり。味覚からも唯一無二の、クラシックとモダンの調和を堪能することができる。
玉葱を2時間かけて飴色になるまでソテーし、自家製ビーフコンソメと合わせた、甘い玉葱の香りと豊潤なコンソメの香りがマッチした一品。仕上げにナッツのようなコクとクリーミーな味わいのグリエールチーズをのせ、こんがり焼き色をつけて。
フランス・ロレーヌ地方の郷土料理「キッシュロレーヌ」は朝食はもちろん、オードブルやワインのおともにもぴったり。使用する生クリームは北海道産の濃厚なものをチョイス。山梨県の上野原ハーブガーデンで栽培された香り高いハーブサラダと。
東京近郊で収穫された葉野菜やトマトを中心に、富士山麓の放し飼い卵「福が、きた」や、オリーブパウダーで包んで火入れしたマグロ、イタリア産アンチョビをふんだんに使い、ドレッシングは香り高いオリーブオイルとまろやかなビネガーでシンプルに。
東京・あきる野市の竹内牧場で育まれる「東京和牛」のロース肉を網で香ばしく焼き上げ、開業時のレシピを再現した「カフェド・パリ・バターソース」を添えて。エシャロット、香草、ニンニク、アンチョビ、柑橘、ブランデーなどを合わせたソースと和牛とのコンビネーションが絶妙。
ホテルオープン当時、ゲストの目の前で作られ、人気を博したデザートが現代にカムバック。カラメルソースとフレッシュオレンジジュース、フランベしたオレンジの皮、バニラアイスクリームが織りなすハーモニーは、洗練された中に、どこか懐かしさが宿る。
また、今回、ロビーラウンジのニューシンボルとして誕生した大時計のふもとには、バーカウンターが登場。世界中で愛さるクラシックカクテルはもちろん、ここでしか味わうことのできないシグネチャーカクテルも充実。「Fruit Parlor」「Tea Culture」「Tokyo Fashion」という、遊び心あふれた3つのカテゴリーから、ゲストひとりひとりに合わせ、パーソナライズされた一杯が楽しめる。
1980年代、高級フルーツパーラーが一躍人気となり、そこで生まれたとされるフルーツサンド。このフルーツサンドにインスパイアされ、果実の風味を生かしたストロベリーリキュール、フレッシュレモンなどを使用した、甘くクリーミーな味わいが格別。
その昔、列車を待つ人たちの憩いの場であったという新宿駅の茶屋。そんな趣きある時間へのオマージュとして、茶屋で親しまれていた煎茶を思わせる、水出し煎茶とアールグレイティー、ベルガモットリキュールなどをブレンドしたカクテル。
かねてより染色やファッションとゆかりの深い街でもある新宿で、昔から染料や和紙の型紙に使用されてきた柿渋をネーミングに冠し、日本の国果でもある柿が醸し出す「和の美」を表現したカクテルは、柿の甘さとレモンの酸味のバランスがユニークな一杯。
こうしたシグネチャーメニューやカクテル以外にも、一日のあらゆる時間帯を通して、魅力的なメニューが数多く登場。中でも注目すべきは、朝食や軽食にぴったりのライトなメニューから、ランチやディナーのメインディッシュとして満足できるボリュームある一品、さらにはティータイムを彩るスイーツまで、世界的にも評価の高い日本の食材を贅沢に使用していること。こんな「食」体験が一日中楽しめるとあらば、ますますホテルから一歩も外に出られなくなってしまいそう!
「ハイアット リージェンシー 東京」は、世界78か国でホテルを展開する「ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ」の日本初のホテルとして、1980年9月15日に開業。新宿駅西口から徒歩9分、東京都庁に隣接し、緑豊かな新宿中央公園に面した好立地で、ビジネス、ショッピング、エンターテインメントでにぎわう、新宿の中心エリアに位置している。改装後、全712室となる客室は、品質と機能性を重視しつつも、温もりにあふれた和モダンのコンセプトを体現。ホテルの施設には、リージェンシークラブラウンジ、フィットネスセンター、5つのレストランとバーなどを備え、伝統に根ざした親しみやすいサービスと、ゲストの快適さを大切にしながら、革新を続けている。
STAFF
Editor: Maki Ikame
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