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ここ数年、インバウンドや昭和ブームも後押しし、人気が高まっているのが温泉旅だ。全国に23施設を展開する星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」のなかから10か所を、その地の魅力を盛り込みながら紹介していくシリーズ。第4回目は、「界 別府」へ。大分の伝統工芸に囲まれた空間で、ドラマティックな温泉街の演出が待つ。温泉を使ったユニークな体験もあり、世代を超えてアクティブに楽しむ旅となった。
世界有数の温泉地として国内外に知られる大分・別府。別府市全体で約2000か所もの温泉源を持つ温泉の宝庫である。別府温泉には、湯量や泉質という温泉の特徴だけでなく、温泉地としての長い歴史や文化という魅力もある。
温泉の利用は古代にまで遡るとされ、江戸時代には湯治場として発展を遂げた。明治時代に旧別府港が開港し、鉄道網の発達とともにアクセスが向上すると、日本全国からさらに多くの湯治客が訪れるように。「界 別府」のある北浜地区は旧別府港を中心に温泉街が広がり、夜遅くまでにぎわう様子は、まるで不夜城だと例えられたという。
大分空港から約60分のドライブで海沿いの 「界 別府」 に到着する。JR別府駅からは徒歩10分ほど。街を散策しながら訪れるのもいいだろう。黒塀に迎えられ、入口すぐのエレベーターで2Fロビーへと向かう。
「界 別府」のコンセプトは「ドラマティック温泉街」。エレベーターを上がった先にあるのは「湯の広場」。別府湾を望む眺望のいいフリースペースで、景色を楽しみながらの「足湯」や、湯桶をモチーフとした「手湯」で気軽に温泉を楽しめる。この広場、夜にはガラリと姿を変えて、ゲストのお楽しみの場となる。
館内デザインのコンセプトは「温泉街」。竹、杉、麻、和紙、別府石、臼杵(うすき)焼、豊後絞りといったご当地素材がふんだんに使われている。
滞在したのは、ご当地部屋 「柿渋の間」。海を正面に臨むピクチャーウィンドウ」が特徴で、リビングでは時間によって移り変わる風景を目にしながらのんびりできる。
独特の壁の色は別府温泉の「血の池地獄」から着想を得て、柿渋を採用。ヘッドボードやフットスローには豊後絞りが配されている。
早速、客室の露天風呂で海を眺め、風を感じ、音を耳にしながらの湯あみを。
海に近い別府温泉は塩泉で、重曹成分を含むため身体を芯から温め、肌を滑らかに整えてくれる美肌の湯。さまざまな泉質の湯めぐりをした後に、仕上げの湯として入るのもおすすめだそう。
プライベートな湯あみもいいけれど、大浴場も訪れたい。内湯と露天風呂で湯あみを思う存分堪能した。
温泉の泉質や入浴法をスタッフが伝授する「温泉いろは」は、施設ごとに異なるプレゼンテーションが面白い。温泉街の路地の途中にある「ラボ」で、源泉とアロマオイルを使った「温泉ミスト作り」を楽しんだ。
「界 別府」でのもうひとつのおもてなしとして、「別府温泉絞り体験」が用意されている。
染色された布を選び、絞りの技法で色抜きし、模様を浮き上がらせる手法だ。輪ゴムや割り箸を利用して思い思いの場所を絞ったら、スタッフが温泉に浸して色を抜く。無心になっての手作業が、また楽しい。
ディナーは食事処の半個室にてゆっくりと。食事処に向かう吹き抜けもアートな空間で食事の前に目も楽しませてくれる。
夕食は、「豊後鍋とりゅうきゅうの会席」。旬の魚介をお造りや、メインの豪快な「海鮮豊後鍋」で味わうことができる。
締めは、新鮮な魚介を甘辛いたれと絡めた、大分の郷土料理「りゅうきゅう」を温かなご飯とともに。
小鹿田(おんた)焼の器や竹細工などが使われ、大分の伝統工芸品に触れるひと時でもあった。
夜になるとロビーフロアの石畳の路地やラボに電飾が点り、「地獄ラーメン」コーナーがオープン。ラボは観光案内所さながらに、別府温泉を知り尽くした名人が別府温泉のルーツを語り、おすすめの湯巡りルートを指南してくれるコーナーが登場する。
「葛アイスバー」の売り子姿のスタッフとすれ違い、温泉街をそぞろ歩いているような気分に。昼に別府湾の眺めや足湯を楽しんだ「湯の広場」は、昭和レトロな「夜店」へと姿を変えていた。
夜店に立ち寄ると、懐かしさもあって「スマートボール」や「別府八湯輪投げ」 に時を忘れて興じてしまった。
夜遊びの仕上げは、界ブランドのおもてなしのひとつ、地域ごとの文化を体験できる「ご当地楽」。「界 別府」では、法被を着たスタッフが温泉を張った湯桶を叩き、演奏する「温泉ジャグバンド」を毎夜開催している。
宿泊ゲストは「温泉ジャグバンド」を鑑賞するだけでなく、渡された石鹸箱などを叩いて応じ、演奏に参加。次第に“温泉街”の賑やかさは最高潮に! その一体感が堪らない。
かつて不夜城と称された賑わいを彷彿とさせる温泉街の賑わいとともに、楽しい夜は更けていった。
翌日は、別府温泉湯巡りへ。昨晩、指南いただいたことを参考に、湯けむり漂う温泉街へと向かった。
「界 別府」のご当地部屋「柿渋の間(和室)」(夕・朝食付き)ペア宿泊券を1名様に抽選でプレゼントいたします。
※有効期間:2025年11月1日~2026年4月30日。除外日あり。
◾️締め切り:2025年10月19日23:59まで
ご応募いただくには小学館IDへのログインが必要です。是非、小学館IDへ会員登録(無料)の上、ご応募ください。
標高700mに位置し、暑い季節は古くから避暑地として親しまれてきた温泉地「雲仙」。エリアの最大の特徴である噴気する雲仙地獄は、「界 雲仙」の目の前。大浴場の露天風呂からは、湯けむりが立ち上る風景を目にしながらの湯あみが楽しめ、大地からのエネルギーを感じる滞在となる。さらに、長崎らしいステンドグラスの光のなかで過ごせる「和華蘭ラウンジ」が新たに登場。長崎ならではのひんやりスイーツであるミルクセーキや、ステンドグラスカクテルを。
STAFF
Writer: Fukuko Hamada
Photos & Editor: Atsuyuki Kamiyama
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