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千葉県誕生150周年記念事業として、市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の内房総5市で開催中の「百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス」(「百年後芸術祭 -内房総アートフェス-」)。5月26日のフィナーレまで残りわずかとなったが、これから体験しようとする人に、見どころを紹介していこう。
「百年後芸術祭 -内房総アートフェス-」は、総合プロデューサー・小林武史氏とアートディレクター・北川フラム氏が、気鋭の現代アーティスト総勢約 80 組を国内外から招聘し、絵画、彫刻、映像、インスタレーションなど、多様な手法を用いて表現されるアート91作品を内房総5市の屋内外に展示。アートに加えライブ・パフォーマンス、食体験を融合した、かつてないスケールの芸術祭となった。アート作品を目印として内房総5市を巡ることで、それぞれの土地の魅力を発見することもできる。
「百年後芸術祭 -内房総アートフェス-」は、総合プロデューサー・小林武史氏とアートディレクター・北川フラム氏が、気鋭の現代アーティスト総勢約 80組を国内外から招聘し、絵画、彫刻、映像、インスタレーションなど、多様な手法を用いて表現されるアート91作品を内房総5市の屋内外に展示。アートに加えライブ・パフォーマンス、食体験を融合した、かつてないスケールの芸術祭となった。アート作品を目印として内房総5市を巡ることで、それぞれの土地の魅力を発見することもできる。
「LIFE ART」と「LIVE ART」を二軸両輪展開。アートを主とする「LIFE ART」では、市原市の上総牛久駅周辺や市原湖畔美術館、旧里見小学校などを拠点に約60作品を公開。木更津、君津、袖ケ浦、富津の各市では、来場者が巡回しながらアート作品を鑑賞しやすいよう、拠点となる地域を選定し作品を展示している。
音楽を主とする「LIVE ART」では、“通底縁劇・通底音劇”と題し、これまでに櫻井和寿、スガ シカオ、宮本浩次、アイナ・ジ・エンドらと、“小林武史プロデュース”によるスペシャルライブが開催された。
通底とは、アンドレ・ブルトンの『通底器』からインスピレーションした言葉で、「つながるはずのないものがつながる、つながっている」ということをイメージ。“歴史的な要因による戦争、自然災害による物理的な分断など、表面的には様々な分断が絶えないように見える現実に対して、本来、私たちは根底でつながりあえるのではないか?”という想いが込められている。また、地理的つながりとして、東京と内房総エリアはアクアラインで海の底で通底している、という意味もあるのだという。
フィナーレとなる5月26日まで約2週間。内房総アートフェスの「LIFE ART」の見どころを1DAY体験できるコースの中から、「車で巡るモデルコース①」[市原市、木更津市、袖ケ浦市]をおすすめしたい。
アートを巡るドライブは、小湊鉄道線の上総牛久駅周辺からスタート。ノスタルジックな時の流れるこのエリアでは、上総牛久駅構内、周辺の商店街にある和菓子店や精肉店などに展開された、千田泰広氏の《アナレンマ》をはじめとする7作品を鑑賞することができる。
続いて訪れた、公開制作中の作品や工場もある旧里見小学校には7作品を展開。校庭につくられたカフェ「SATOMI HIROBA」では、レトロでカラフルな机と椅子が並び、特製カレーやホカッチャサンド、生いちごみるくなど、房総の自然の恵みをふんだんに使ったメニューを愉しめる。
市原市月出に移動し、旧月出小学校を改修し、2014年から作品を展開する月出工舎を訪れる。校舎や体育館、グラウンド、プールに加え、周辺の空き家や敷地を使った計14作品を展開。1階にはカフェもオープン。会期中はアートキャンプなどのイベントも実施された。
次に訪ねたクルックフィールズは、木更津市にある広大な敷地で「農業」、「食」、「アート」、「自然」の循環を体験するサステナブルファーム&パーク。島袋道浩氏、名和晃平氏、草間彌生氏、オラファ―・エリアソンなど13作品を巡ることができる。食事やショッピングが愉しめ、宿泊施設もある。
木更津駅周辺に4作品を展示。木更津駅西口周辺には、古い蔵や明治時代から残る書店で作品を鑑賞。駅東口のインフォメーションセンターには、増田セバスチャン氏の新作が展示されている。
袖ケ浦公園にある指定文化財「旧進藤家住宅」には、衣服をモチーフに、さまざまなガラス素材を金継ぎした大貫仁美氏の作品が。袖ケ浦公園には東弘一郎氏、キム・テボン氏、ダダン・クリスタント氏の作品も展開された。
内房総アートフェスでは、会期中の土日祝日に木更津駅発着のオフィシャル日帰りバスツアー「内房総5市ぐるっとツアー」が運行中。コースは2つ。【カラカラ落花生コース】は使われなくなった建物を舞台にしたアート作品を中心にガイドが案内。【パリパリ海苔コース】はクルックフィールズや市原湖畔美術館を中心にガイドが作品をご案内。いずれも昼食はEAT&ART TAROが監修したツアーのための特別ランチ。前日18時まで受付をしているので、時間が合えばバスツアーの選択もありだ。
【カラカラ落花生コース】では、吉川工業内箕輪社宅に展示される保良雄氏の作品《This ground is still alive, 2022》を鑑賞。参加は一般1万2000円(別途作品鑑賞パスポートが必要)。毎週土曜運行。
【パリパリ海苔コース】で巡る内田未来楽校は、100年近い歴史を持つ木造校舎。角文平氏の作品《Homing》は圧巻。参加は一般1万2000円(別途作品鑑賞パスポートが必要)。毎週日曜運行。
STAFF
Writer: Masahiro Ando
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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