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シーズンが本格化する前に、大作を予感させる新作情報が早々に届いている。2024年に予定される出来事やイベントなどと絡め、話題になること間違いなしの新作ウォッチを先取りしてご紹介しよう。
4月にジュネーブで開催される世界最大の時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ(以下、W&W)」で、2024年の新作時計の季節が始まる。そのレポートを見れば、今年のトレンドを摑むことができるだろう。しかし、話題作ともなれば、W&W前に先行モデルを発表し、本命モデルへと繫げる時計ブランドが多い。とりわけ2024年に予定される出来事やイベントを控えるブランドは要チェックだ。
そんな期待を膨らませてくれる先取りウォッチは、アニバーサリーモデルが筆頭。創業や人気モデル誕生を記念したもので、豊かな歴史を持つ名門ブランドだけが許されるジャンルだ。創業者の名を冠したモデル、オリジナルモデルを忠実に再現したモデルなど、それぞれの時計のルーツや魅力を再確認させてくれる絶好の機会となっている。
2024年に開催されるイベントも見逃せない。人々を熱狂させるイベントやエポックメイキングな場面には、いつも腕時計がそばにあるからだ。今年一番のイベントであるパリ五輪ではオフィシャルタイムキーパーをはじめ、有力アスリートたちが着用するウォッチまで話題になることだろう。このような時計を先取りして手に入れれば、アクティブなライフスタイルをセンス良くアピールできるはずだ。
周年モデルは時を経ても支持されるロングセラーモデルともいえる。 画期的なアイデア、飽きのこないアイコニックなデザインなど、 時計に込められたブランド哲学や技術が詰まっている。

創業150周年と「ピアジェ ポロ」誕生45周年のダブルアニバーサリーとなったのがこちら。初代モデルをオマージュしたフルゴールド製で、ケースから文字盤まで横断するゴドロン装飾は見事。ムーブメントにはマイクロローターを搭載する極薄自動巻きキャリバーを搭載。自動巻き。18Kイエローゴールドケース。ケース径38mm。¥10,600,000(予価)。

ロンジン初のウォッチコレクション70周年を記念したモデル。文字盤中央の2枚の回転ディスクで動力の残量を示す機構が見どころ。中央のディスクにインジケーターを配し、その外周のディスクでパワーリザーブの残り時間を示す。自動巻き。ステンレススティールケース。ケース径38mm。¥595,100。

誕生100周年を迎えるSEIKOブランド。それを記念して国産初のダイバーズウォッチに、チャコールグレーの文字盤&ベゼルとゴールドの針やインデックスを配した特別バージョンが登場。自動巻き。ステンレススティールケース。ケース径40 mm。300m防水。¥203,500。
STAFF
Writer: Katsumi Takahashi
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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