成熟世代のタブロイドマガジンAdvancedTimeをお手元に
都会の日常とリゾートをスマートにリンクする“BMW”『M8カブリオレ』に乗って、那須高原の自然の営みを“編集”したリゾート施設「アートビオトープ那須」への旅。
那須高原はトレッキングやサイクリングなど、気持ちのいいアクティビティが楽しめるエリア。ここでは普段の生活で気づくことの少ない、緑と水と土を巡る命のささやきが、美しい光景と音、においと一体になって感じられる。「アートビオトープ那須」は、そんな那須高原の自然の営みを“編集”したリゾート施設。
木の温もりが芳しいスイートヴィラに隣接する敷地には、“建築としての庭”をテーマにした「水庭」が。元は山林であり、のちに水田として開発され、さらに牧草地となっていた。水田で使われていた灌漑システムで川の水を循環させ、樹木も活かして移植。木と水と草がモザイクのように交わり、足元の石の列は「集中して見るべきポイント」、「リラックスして見るべきところ」を計算して配置。ここが“建築としての庭”たるゆえん。最後は自分が池の中にいるような感覚に浸れる、思索的で居心地のいいビオトープとなっている。
循環する那須の自然を感じるなら、旅のパートナーはオープンカーがいい。驚くほどの快活さを優美なデザインで包んだ“BMW”『M8カブリオレ』は、都会の日常とリゾートをスマートにリンクする。
存分に走ったあとはエンジンを止め、幌を開けた車内でしばし耳をすませてみよう。高原を抜ける風の音が遠くから聞こえ、やがて波のように訪れる木々のざわめきが、心を解放し、耕してくれる。
「水庭」では、どの位置で眺めても木々が重なり合わないように配置されている。サンショウウオなどの水生生物の姿も。
※外来見学は事前予約制。
那須高原の観光スポットを巡りながら、緑に囲まれた道をオープンカーでドライブ。“BMW”『M8カブリオレ』は50km/h以下なら走行中でも幌を開け閉めできるので、日差しが強いときや不意の雨で気持ちが途切れることもない。
究極の開放感を味わえるクルマとして編集部が選んだのは、後席を備えた優雅な『8シリーズ』の中でも、オープンボディにしてサーキット走行もこなせる“BMW M”バージョンのコンペティション仕様。最高の素材とデザインで知られる“ブリオーニ”のアイテムが、那須のバカンスを盛り上げる。
1_スイートヴィラは完全独立式の14棟15室。いずれも大きなテラスが付き、敷地の両脇を流れる渓流を間近で眺められる。
2_滞在中の食事はレストランで。
敷地内の畑で育った約20種のハーブをはじめ、野生の滋味に富む食材の力を生かした、アート感覚あふれるメニューが揃う。
3_スイートヴィラのレセプション棟からの眺め。
各棟が離れた設計のおかげで、プライバシーを保ちやすいのが魅力だ。
主要諸元 | |
エンジン | 3,994cc V型8気筒 DOHC ツインターボ |
最高出力 | 456kW(620ps)/7,500rpm |
最大トルク | 630Nm/5,500〜6,500rpm |
全長/全幅/全高 | 4,685×1,925×1,215㎜ |
車両重量 | 1,530kg |
車両本体価格 | ¥26,950,000 |
初出:2021年07月03日発行『AdvancedTime』08号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photos: Kaszumi Ogata
Stylist: Masatoshi Kawamata
Writer: Kaori Sakurai
Editor: Atsuyuki Kamiyama
『AdvancedTime』は、自由でしなやかに生きるハイエンドな大人達におくる、スペシャルイシュー満載のメディア。
高感度なファッション、カルチャーに好奇心を持ち続け、今までの人生で積んだ経験、知見を余裕をもって楽しみながら、さらなる幅広い教養を求め、進化するソーシャルに寄り添いたい。
何かに縛られていた時間から解き放たれつつある世代のライフスタイルを豊かに彩る『AdvancedTime』が発信する情報をさらに充実し、より速やかに、活用できる「AdvancedClub」会員組織を設けました。
「AdvancedClub」会員に登録すると、プレゼント応募情報の一覧、プレミアムな会員限定イベント、ブランドのエクスクルーシブアイテムの紹介など、特別なコンテンツ情報をメールマガジンでお届け致します。更に『AdvancedTime』のタブロイドマガジンのご案内もあり、送付手数料のみをご負担いただくことでお手元で『AdvancedTime』をお楽しみいただけます。
登録は無料です。
一緒に『AdvancedTime』を楽しみましょう!
vol.023
vol.022
Special Issue.AdvancedTime×ROLEX
vol.021
Special Issue.AdvancedTime×ROLEX
vol.020
Special Issue.AdvancedTime×ROLEX
vol.019
Special Issue.AdvancedTime×ROLEX
vol.018
vol.017
vol.016
vol.015
vol.014
vol.013
Special Issue.AdvancedTime×HARRY WINSTON
vol.012
vol.011
vol.010
Special Issue.AdvancedTime×GRAFF
vol.009
vol.008
vol.007
vol.006
vol.005
vol.004
vol.003
vol.002
Special Issue.01
vol.001
vol.000
成熟世代のタブロイドマガジンAdvancedTimeをお手元に
シャネルで奏でる、夏美人への誘い
ヒストリックカーをストレスなく楽しむ“レストモッド”という新しい選択
庭師は極めたいし俳優も学びたい。華道や茶道、陶芸にもトライしたい
シックでクラフテッド、それでいて機能的。新時代を迎えた“ジャパンキッチン”
持ち前の「強さ」に「幸福感」が積み重なり、唯一無二の美しさを放つ──。
時計好きを惹きつけるジュネーブ市街で独自開催のブランド4選
永瀬正敏が語る『箱男』。安部公房から直接、映画化を託され、27年間諦めなかった石井岳龍監督と形に。前編