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かつては機能性と価格で選ばれがちな国産キッチンでしたが、今では日本ならではの感性で仕上げたシックなインテリアキッチンが日本のブランドからも登場しています。
インテリアと調和するデザインのキッチン。その考え方は日本のメーカーでも一般的になり、レベルがかなり上がっています。
華やかなデザインというよりも、落ち着いた錆色や木の自然な表情を生かしたものなど、日本人の感性に適うものが人気です。納期や価格も海外ブランドキッチンよりも手が届きやすく、日本の工場でつくられるので細かなカスタマイズにも迅速に対応してくれる点もメリット。 「キッチンハウス」「クチーナ」など全国の主要都市にショールームを持つブランドや、知る人ぞ知るオーダーキッチンブランドのほか、大手住宅設備メーカーのパナソニックも、デザイナーを起用した特別モデルを発表するなど、各社でデザインは見逃せない要素になっているようです。
ここではその一部のみを紹介していますが、日本の生活習慣を知り抜くプランナーとのキッチンづくりにきっと満足がゆくはず。東京はもちろん大阪や名古屋、福岡など主要都市にショールームも増えています。
「アムスタイル」はクチュールメイドキッチンとして知られる。写真は塗装を重ねて、時を経た金属のような風合いを出したキッチン。代官山ショールームは予約の取れないほどの人気。
クチーナの「サザナミ」は木目を浮き立たせる“うづくり仕上げ”。発売13年目というベストセラーデザイン。
パナソニックではプロダクトデザイナー深澤直人さんとキッチン「カレサ」を発売。オリジナルマテリアルで天然石の塊のようなデザインに機能的な調理家電を組み込んで機能面も充実。
「キッチンハウス」では建築家・隈研吾さんデザインのコンセプトキッチンを発表。現代の囲炉裏をミニマルに表現した。対応できる材料での特注製作が可能。
本間美紀(インテリア・キッチンジャーナリスト)
インテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、 デザインやインテリアと暮らしを両立させたハイエンド住宅取材は300件以上。住み手とつくり手、 両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多い。著書は『人生を変えるINTERIOR KITCHEN』など。
初出:2024年4月6日発行『AdvancedTime』21号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Writer: Miki Honma
Editor: Akihiro Miyazawa
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