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家で過ごす時間が増えてきた昨今。内装を自分好みに刷新したいという声をよく耳にします。そこでインテリアが大好きなクリス・ウェブ 佳子さんと、 キッチンを始めとするさまざまなお部屋をカスタムメイドできる〝クチーナ〟のショールームへ。毎日を素敵に導く空間づくりについて教えてもらいました。
日常の中のパーソナルな空間を大切にしたい、そんな気持ちから、家の仕様にこだわったり、二拠点生活を楽しんだりする人が増えている。クリス・ウェブ 佳子さんもそのひとり。「山が見える穏やかな場所に自分好みの別荘を建ててデュアルライフを楽しんでみたい、そんな思いが募ってきました」
私らしい家とは? 自分が幸せだと思う空間とは?
今回、佳子さんとうかがったのは家のさまざまな空間作りをカスタムメイドできる代官山のクチーナショールーム。各フロアごとにさまざまなテイストのキッチン&リビングを中心とした美空間が並び、その人なりのライフスタイルや思いに応じた心地よい空間のトータルコーディネートを提案する。洗面化粧台、クローゼット、玄関収納、テレビボードといった、より私的なスペースも自分らしく仕立てられるのが強み。
「すべて一から作っていくのも素敵ですが、すべてのパーツにおいて膨大な中からお気に入りのひとつを探して組み立てていくのはかなり大変。ある程度、型が決まっていて、細かい部分を自分仕様に相談できるカスタムメイドはいいですね」
佳子さんの理想の家は、キッチンを中心とした“人が集まる家”。「今の家も娘たちの友達が泊まりに来たり、私の友人がワインを飲みに来たり、いつも誰かがくつろいでいます。のんびり食べたり飲んだり、長居したくなる家って楽しいなと思っているので、私はホームパーティのとき、事前に完璧に揃えないでゲストの人と一緒にお料理することにしているんです。その日初めて会った人同士でも一気に距離が縮まります。アイランドキッチンだとなおいいですね」。みんなと話しながら手も動かせる、オープンなアイランドキッチンこそカスタムメイドの出番。すべて見えるからこそ、扉や天板の組み合わせ、収納スペースやビルトイン機器など、美しく機能するようコーディネートすると、キッチンが家のインテリアの中心となる。「たとえば、写真のようにモノトーンのキッチンでも、エッジにウォルナットをあしらうだけでずいぶん印象が変わりますよね。天板だけでどのぐらいの種類があるんですか?」
答えはざっと100種類以上! 扉と組み合わせることを考えたら5桁以上にも。「そんなに種類があったら悩んじゃいますね(笑)。楽しい悩み! キッチン台の高さを通常より高めに変えたり、掃除しやすい形状にしたり、カトラリーの引き出しの中の仕切りを深くしたり、やってみたいことはいっぱいあります」。
家具商からスタートした〝クチーナ〟だけに、家具のようなしつらえのオープンキッチンや見せたくなるキッチンづくりはお手のもの。ひとりひとりの理想を叶える、をモットーに、ハイエンドな暮らしのコンシェルジュを目指すという。
〝クチーナ〟はイタリアで1979年に設立されたカッテランイタリアの家具を扱う国内唯一の正規代理店。異素材を組み合わせた個性的なダイニングテーブルやチェア、ランプなどが揃う。
カトラリーの仕切りなど、アクセサリーパーツが豊富に揃い、またキッチンのサイズや高さは、なんと1ミリ単位で変えられる。
「建築に調和する」をコンセプトにラグジュアリーモダンな邸宅をイメージしたキッチン。表情豊かなウォールナット扉と、華やかでモダンな雰囲気の天板。それらの個性的な素材を引き立てるシンプルなモノトーンの扉でメリハリつけています。
扉の手かけ部分にもウォールナットを使用し、素材のアクセントをきかせています。キッチンから流れるように続くショーケースのようなガラスキャビネットがキッチンから広がるLDKの統一感をつくり出しています。
ゆったりとした別荘のシーンを想定したキッチン。柔らかなベージュトーンの扉「アルモニア サンド」をベースに、ブラックとブロンズカラー・ガラス素材をアクセントに効かせた、上品な華やかさを感じられるキッチン。
ダイニングから自然に繋がるリビングは、ガラス越しに光を感じられるのびやかな空間です。
4年半にわたるNY生活や国際結婚で、インターナショナルな感覚を持ち、翻訳、音楽ライターをこなす傍ら、2011年より、二女を育てるママモデルに。近年では独自の経験やセンスを生かし、空間・商品プロデュースなどでも才覚を発揮。
初出:2022年12月4日発行『AdvancedTime』14号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Model: Yoshiko Kris-Webb
Photo: Manabu Mizuta(NOSTY)
Styling: Kozue Anzai
Hair&Make-up: YUMBOU(ilumini)
Editor: Maiko Takeda
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