ロイヤル オーク オフショア 30周年を寿ぐ
アイコンディテールに宿す、燦たる表現力

1993年に大人気モデルの「ロイヤル オーク」をアグレッシブなスタイルへと進化させて誕生した「オーデマ ピゲ」の「ロイヤル オーク オフショア」。30周年を迎えた今年は、その大胆さをより加速させたミドルサイズモデルに注目です。

「オーデマ ピゲ」といえば、ラグジュアリースポーツウォッチの先駆者「ロイヤル オーク」が有名です。しかし、その誕生から21年後に誕生した大胆なケースデザインの「ロイヤル オーク オフショア」も忘れてはなりません。スリムなブレスレットウォッチを目指した「ロイヤル オーク」に対し、アーノルド・シュワルツェネッガーといったマッチョな男性たちに支持されるタフウォッチでした。ディテールには堅牢なリューズガードやケースとベゼルの間にラバー製ガスケットを備えるなど、機能面においても正真正銘のエクストリームな機能を有していたのです。

そんな「ロイヤル オーク オフショア」が今年で30周年を迎えました。もちろんアニバーサリーモデルが目白押しですが、注目したいのはミドルサイズモデルの充実ぶりです。スポーティなタフさはそのままに、エレガントで華やかな遊び心が加わりました。レコーディングスタジオのイコライザーをイメージしたカラフルなメガタペストリー文字盤や、色相環を表現したようなバゲットカットのジェムストーンをセッティングした八角形ベゼルのモデルなど、「ロイヤル オーク オフショア」には欠かせないアイコンディテールを華やかにアレンジすることでフェミニンな艶を引き立たせたのです。

こうした煌めくディテールにブラックセミラックやゴールドのケースとの組み合わせはアクセサリーとしても楽しめ、存在感も十分。タフさに上品さと遊び心を加えたロイヤル オーク オフショアのミドルサイズモデルは、ますます見逃せない存在になりそうです。 　

セラミックケースの硬質感にリズム感のあるカラフルなタペストリー

ロイヤル オーク オフショア ミュージック エディション

タペストリーと呼ばれる文字盤の格子模様は、「ロイヤル オーク」の定番ディテール。音で時刻を知らせる時計を多く発表してきた「オーデマ ピゲ」は格子模様をイコライザーに見立てカラフルなデザインに仕上げました。

八角ベゼルに煌めく貴石セッティング

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

「ロイヤル オーク オフショア」の30周年を記念してベゼルにルビー、ツァヴォライトなどのレインボーカラーの32個のバゲットカットストーンをセッティングしたモデルを発表。新サイズの37mmのスポーティなクロノグラフが、女性の腕に煌びやかに映えます。

新色に映えるダイヤモンドのベゼル

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

新色のライトブルーダイヤルが際立つ、ピンクゴールドケースにダイヤモンドベゼルの組み合わせ。ベージュのラバーストラップは簡単に付け替えが可能です。

タペストリーなど文字盤デザインの進化

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

文字盤の格子模様はこれまでよりやや大きくなった「レディ タペストリー」を新たに採用。APロゴは印刷から立体的な植字に変更し、スポーティ感を高めました。

YGケースとカラージェムの組み合わせ

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

ラバーストラップを簡単に交換ができるシステムを採用。このモデルにはブルー以外にもツァヴォライトのグリーンとマッチするカラーのストラップも付属。

—Column—
ロイヤル オーク オフショアのルーツを紐解く

1972年発表の定番の「ロイヤル オーク」は、いくつかの派生モデルを生み出してきました。その中で最も成功したのがより武骨なデザインを強調した1993年に登場の「ロイヤル オーク オフショア」（写真左）。一方で女性も着用できるジェンダーレスなサイズ感として登場したのが1976年発表の「ロイヤル オークⅡ」（写真右）です。こうした派生モデルの個性を融合し、今年の「ロイヤル オーク オフショア」の37mmサイズが誕生しました。

エストネーション
0120-503-971

ウノアエレ ジャパン
0120-009-488

アンテプリマジャパン
0120-03-6962

アマン
03-6418-5889

●2023年9月30日現在の価格です。

●掲載商品の価格はすべて、税込み価格です。

初出：2023年9月30日発行『AdvancedTime』18号。掲載内容は原則的に初出時のものです。