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デンマークのオーディオ&ヴィジュアルのブランド“バング&オルフセン(B&O)”。その100周年を記念して発表されたアクティブスピーカー「Beolab 90 Titan Edition」は、圧倒的なサウンドと斬新なデザインで、音楽そして映像体験を至高の領域へと引き上げてくれます。

デンマークのオーディオ&ヴィジュアルブランド、“バング&オルフセン(B&O)”。1925年にピーター・バングとスヴェンド・オルフセンがラジオ工房として創業し、マルセル・ブロイヤーのデスクチェアから着想された据え置き型ラジオ「Hyperbo 5 RG Steel」(1934年、写真)や、当時最新素材だったベークライトを使ったラジオ「Beolit 39」(1939年)など、家庭に放送や音楽聴取の楽しさをもたらす革新的な製品で成功を収めました。第二次世界大戦後はオーディオ&ヴィジュアルのブランドとしてさまざまな製品を展開。特に1960〜80年代にはデンマークを代表するプロダクトデザイナーのひとり、ヤコブ・イェンセンがデザインを担当し、革新的なデザインと機能性、そしてハイファイサウンドを両立させた製品群で、“B&O”の名は世界的に知られるようになりました。
現在ではイヤホンから各種スピーカー、「サウンドバー」と呼ばれる音響システム、テレビなどを展開している“B&O”。そんな同ブランドのフラッグシップスピーカーが、ブランド創設90周年の2015年に登場したフロア型のアクティブスピーカー「Beolab 90」です。高品質なサウンドで知られるデンマークのスキャンスピーク社製スピーカードライバーを1台につき18個使用し、14個のICEpowerアンプと4個のHelioxアンプで駆動。1台あたり8,200ワットの最大出力、最大音圧レベルは126dB SPL(ペア)、再生周波数範囲は12 Hz未満〜43,000 Hz超で、ワイドレンジで余裕のある音楽再生を可能にしています。

さらに、同社のDSP・ビームフォーミング技術が実現する独自の音響調整能力により、ソロリスニングでは高い精度の定位や音場を実現する一方で、複数人のソーシャルなリスニングでは360度全方位のサウンドを可能にしています。そうした音響的なコントロールを、リモコンやアプリなどで簡単にできることも大きな特徴です。
もっともこの「Beolab 90」最大の特徴は、そのルックスでしょう。ドイツの「Noto Design」によるデザインは、建築家フライ・オットーが考案した布の張力を活かした膜構造をカバーに採用して、SF映画に登場してもおかしくないような、幾何学的で、独特なフォルムを生み出しています。高さ1メートル25センチ、重量137kgと、決して扱いやすいサイズ感とはいえませんが、その斬新な造形ゆえに、あたかもアートピースのように、空間に独自のムードと価値をもたらします。

そして2025年、“B&O”の創立100周年を記念して、全世界10台の限定展開として発表されたのが「Beolab 90 Titan Edition」です。さらに世界初となる実機のお披露目が、1月初旬に東京にて行われました。
「Beolab 90 Titan Edition」では、「Beolab 90」のシルエットを形成していたカバーを外し、アルミニウム鋳造のボディを強調した外観になっています。アルミニウムキャビネットの表面には手作業によるサンドブラスト加工が施され、露出した各スピーカードライバーの存在感もあいまって、ソリッドで、ミニマルな印象を生んでいます。ありのままのスピーカー、それがこの「Beolab 90 Titan Edition」のコンセプトとのこと。もちろんこの姿にあわせた、音響的なエンジニアリングも新たに施されています。

最高品質のサウンドと、それを体現する佇まい。普段オーディオにそこまで親しんでいない人にとっても、この「Beolab 90 Titan Edition」が特別な存在であることが、感じられるのではないでしょうか。ちなみに100周年を記念したアトリエエディションとして、「Beolab 90 Titan Edition」の他にも「Beolab 90」を独自に解釈したスピーカーが4モデル展開予定とのこと。今後“B&O”がどのようなオーディオの理想形を私たちに見せてくれるのか、目が離せません。
AUTHOR
『エスクァイア日本版』(エスクァイア マガジン ジャパン)編集部を経て、『メンズプレシャス』(小学館)などでメンズファッションやデザインプロダクト、カルチャー等の企画を担当。それらの傍ら、紳士靴の雑誌『LAST(ラスト)』を創刊し編集長を務める。現在は『Advanced Time』本紙とオンラインのほか、さまざまなメディアにて、ファッションやライフスタイル分野でエディターまたはライターとして活動している。
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