
タブロイドマガジンAdvancedTimeをお手元に
関西の経済と文化の中心地、淀屋橋エリアを南北に走る御堂筋。その一角に「ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪」の新たな情報発信基地が出現した。60年以上に渡りロールス・ロイス・モーター・カーズ(以下、ロールス・ロイス)の正規販売代理店として歩んできた「コーンズ・モータース株式会社(以下、コーンズ・モータース)」は10月3日、これまでの梅田から御堂筋沿いの淀屋橋エリアに移転・拡張オープンしました。移転オープンした新ショールームを報道陣に初お披露目。そこには最新のビジュアル・アイデンティティを全面的に採り入れた究極のラグジュアリー空間と、最上のホスピタリティが待っていた。 コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド
大阪で一番有名な『道』である御堂筋といえば、大阪の二大ターミナルである「梅田」から「なんば」までを貫く、全長4.4kmの道路。季節ごとに表情を変える美しい銀杏並木と多彩なビル群が形づくる街並みは、まさに商都、大阪を代表するメインストリートとしての風格を漂わせている。またこの道の下には、日本初の公営地下鉄である「Osaka Metro」の中でも、利用者数No.1を誇る御堂筋線が通る。まさにファッション、音楽、エンターテインメントなどの文化と高度な情報が行き交い、融合する日本有数のエリアだ。
そして今、この淀屋橋エリアに特別な思いを抱き続けてきた「コーンズ・モータース」が新たなビジネスの拠点として「ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪」を、これまでの梅田から移転、そしてオープンさせた。
コーンズ・モータース代表取締役社長 兼 CEOを務める林誠吾氏はつめかけた報道陣に
「コーンズ・モータースの60年以上にわたる自動車事業の歴史は、つねにロールス・ロイスとともに歩み、その輝かしい歴史を築いてきました。この度、ロールス・ロイスが世界に発信する革新的な最新のビジュアル・アイデンティティを備えたショールームを、東京に続き、世界的なラグジュアリーが集うここ大阪・御堂筋にも開設できることを心から光栄に思います」
と、オープニングの挨拶を述べた。
1861年、横浜の地で「コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド」は総合貿易商社として開業した。それから100年後の1961年に「英国ロールス・ロイス&ベントレー・カーズ社」の輸入権を獲得した同社は、1964年にロールス・ロイス&ベントレーの日本総代理店として販売業務開始。ここにコーンズ・モータースは東京で本格スタートを切り、その2年後の1966年には大阪での販売を開始した。
以来60年にわたり両者は深い信頼関係を築き上げながら日本の富裕層に向けて、プレミアムの本質をロールス・ロイスとともに伝え続けてきたと言える。今回のショールーム移転は、その歴史をさらに未来へとつなぐ大きな節目であることを考えれば、林誠吾社長のスピーチに込められた思いの深さも十分に理解できる。
林誠吾社長は続けた。
「私たちコーンズは『クルマってホント楽しい』という理念を掲げて歩んできました。新しい大阪のこのショールームは、その理念を体現する場にふさわしい場となっています。扉を開けた瞬間から、お客様の“自分だけの一台を創る”物語が始まるのです。ロールス・ロイス・モーター・カーズUK本社と共に、豊かで新たなライフスタイルを、この御堂筋からご提案してまいります。」
そして今回の移転により
「ベントレーやフェラーリの拠点も御堂筋沿いに集約できました。コーンズ・モータースのラグジュアリーの世界観をこの地に集約し、表現できました。お客様の車選びのジャーニーがここに完成したと言えます。」とも述べている。
最新ビジュアル・アイデンティティを体現する新ショールームはロールス・ロイスが世界的に展開する最新のブランド・ビジュアル・アイデンティティを全面的に採用。重厚さを漂わせながらも、人々を優しく受け入れる寛容さが重なり合う御堂筋。その喧騒から一歩奥まった静かなロケーションに建つ「ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪」。訪れた人を堂々たるパンテオン・グリルを模したドアと輝くスピリット・オブ・エクスタシーが迎える。
内部は2フロアの構成になっている。その1階は、広い展示スペースが展開されていて、常時4台のモデルが並ぶ。高い天井と大きなガラス張りのウインドウからは自然光が差し込んでいる。開放感あふれ、ゆったりと時が流れる空間では、初めてロールス・ロイスに触れる人であっても、その世界観に余すことなく触れることができる。
展示エリアの中央奥にある階段を上る。2階には、よりプライベートな雰囲気を持つ特別な空間が待っている。色彩豊かなカラーパレットや上質なウッド、柔らかなレザー、刺繍糸やテキスタイルが並ぶ「アトリエ」では、顧客が自らの感性を形にするインスピレーションを得られる。そこはまさに創造性を刺激する特別な空間だった。
顧客と職人がじっくり対話しながら、顧客の要望や好みに合わせてゼロから商品を作り上げるビスポーク(Bespoke)の可能性を広げる仕掛けが、随所に散りばめられている。色鮮やかなエクステリアカラー、ウッドパネル、上質なレザー、刺繍糸など、多彩なマテリアルが秩序正しく並ぶ。来訪者自らの感性を刺激し、自由に表現できる創造的なインスピレーションを想起する仕掛けが、押しつけがましさなど微塵も感じさせることなく提供されている。まるでそこはロンドンのサビルロウの伝統あるテーラーが示す最上の英国流儀を見るかのような空間だ。
この上質に触れるためのエリアに拡がる空間は、なだらかなボーダーラインにより、差別化されている。
「キャビネット・オブ・キュリオシティ (Cabinet of Curiosities)」はビスポークのクリエイティビティを刺激する魅力的なオブジェやアート作品が展示されたラウンジスペース。チェスセットやラゲージなどのアクセサリーにも触れることができる。
さらに「スピークイージー・バー (Speakeasy Bar)」では、落ち着いた照明と隠れ家的な雰囲気をもつ心地いい空間。オーナー同士が自然に交流を楽しむことができると同時に、ブランド体験をより豊かにするプライベートな時間をゆったりと包み込んでいた。
わずかな時間であってもここで過ごしてみると、単なるショールームにとどまらず、ラグジュアリーなコミュニティサロンとしての重要なる役割を果たしていることを理解できる。
間もなく御堂筋の銀杏は黄金色に美しく輝く。そんな世界的にも注目されるロケーションから、ロールス・ロイスとコーンズ・モータースは「唯一無二の世界観」を発信し続けていく。
ロールス・ロイス・モーター・カーズ 大阪
大阪府大阪市中央区道修町4-1-1
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日・年末年始
06-6476-8164
https://www.rolls-roycemotorcars.com/osaka/ja_JP/showroom.html
AUTHOR
男性週刊誌、ライフスタイル誌、夕刊紙など一般誌を中心に、2輪から4輪まで“いかに乗り物のある生活を楽しむか”をテーマに、多くの情報を発信・提案を行う自動車ライター。著書「クルマ界歴史の証人」(講談社刊)。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。
STAFF
Writer: Atsushi Sato
Editor: Atsuyuki Kamiyama
TAGS
『AdvancedTime』は、自由でしなやかに生きるハイエンドな大人達におくる、スペシャルイシュー満載のメディア。
高感度なファッション、カルチャーに溺愛、未知の幅広い教養を求め、今までの人生で積んだ経験、知見を余裕をもって楽しみながら、進化するソーシャルに寄り添いたい。
何かに縛られていた時間から解き放たれつつある世代のライフスタイルを豊かに彩る『AdvancedTime』が発信する情報をさらに充実し、より速やかに、活用できる「AdvancedClub」会員組織を設けました。
「AdvancedClub」会員に登録すると、プレゼント応募情報の一覧、プレミアムな会員限定イベント、ブランドのエクスクルーシブアイテムの紹介など、特別なコンテンツ情報をメールマガジンでお届け致します。更に『AdvancedTime』のタブロイドマガジンのご案内もあり、送付手数料のみをご負担いただくことでお手元で『AdvancedTime』をお楽しみいただけます。
登録は無料です。
一緒に『AdvancedTime』を楽しみましょう!
vol.028
vol.027
Special Issue.AdvancedTime×AQ
vol.026
vol.025
vol.024
vol.023
vol.022
vol.021
vol.020
vol.019
vol.018
vol.017
vol.016
vol.015
vol.014
vol.013
Special Issue.AdvancedTime×HARRY WINSTON
vol.012
vol.011
vol.010
Special Issue.AdvancedTime×GRAFF
vol.009
vol.008
vol.007
vol.006
vol.005
vol.004
vol.003
vol.002
Special Issue.01
vol.001
vol.000
“ポール・スチュアート”と “ヴィターレ・バルベリス・カノニコ”、テーラードウエアの最新形
沖縄のプライベート空間「The Superb Hills(ザ スパーブ ヒルズ)」で、新たなリラックスステイを
日本初!『東京ステーションホテル』で『リバティ』の世界に泊まり、酔いしれる
「界 加賀」を訪れ、古き良き温泉街と加賀の伝統工芸に浸る
磨き上げたパフォーマンスと極上の快適が完璧に調和。「Purosangue」=サラブレッドと名付けられた名馬に宿る品性