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去る2月12日に東京・代官山に誕生した「ディオール バンブー パビリオン」がファッショニスタの間で話題となっている。今回は、その一角に併設された「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック バンブー パビリオン」へと足を運んだ。女性シェフとして世界で最もミシュランの星を獲得したアンヌ=ソフィー・ピックによる料理とスイーツを、ムッシュ ディオールが愛した自然の美しさが広がる空間で味わうひとときは、まさに至福の体験だった。

「ディオール バンブー パビリオン」は、パリの本店「30モンテーニュ」のファサードを、日本の竹林に着想を得たゴールドに染め上げたバンブーで再解釈した外観が象徴的なコンセプトショップだ。
その内部は、和紙を使用した天井や壁面、ヴェルサイユ様式の寄木細工のフローリング、「レディ ディオール」バッグの形をした提灯など、ディオールのコードと日本の職人技が共存したアーティスティックな空間が広がる。
また、敷地に足を踏み入れた瞬間から圧倒されるのが緑。数えきれないほどの植物が生き生きと茂り、パビリオンそのものが楽園のよう!プラントハンター、西畠清順氏による庭園やフラワーアーティスト、東信氏が手がけた緑のオアシスなどが設置され、ディオールの自然への愛に敬意が表されている。
このユニークなロケーションに、新クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンによるメンズおよびウィメンズのプレタポルテから、レザーグッズ、シューズ、アクセサリー、そしてファイン ジュエリーに至るまで、ディオールのさまざまなユニバースが展開されている。

「バンブー パビリオン」の一角に併設されているのが、今回の目的である「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック バンブー パビリオン」だ。カフェもブティック同様、ムッシュ ディオールが幼少期を過ごしたノルマンディーの花々に着想を得た作品が点在している。柴田あゆみ氏の天井から降り注ぐ紙の花のインスタレーションや、壁一面の東信氏のブロックフラワーなど、ディオールのラグジュアリーな世界観にアートが見事に溶け込んでいる。



カフェでは、自らを美食家と称した創設者クチュリエ、クリスチャン・ディオールが愛した「アール ドゥ ヴィーブル(暮らしの美学)」へのオマージュとして、女性シェフとして世界で最もミシュランの星を獲得した、アンヌ=ソフィー・ピックが考案した特別メニューがいただける。
アンヌ=ソフィー・ピックは、エレガンス、サヴォワールフェール、そして卓越性の追求というオートクチュールの世界に美食との共通点を発見。ディオールのアーカイブに没頭し、不朽のコードを再解釈。そのどれもが、自身のレストランにアロマティック・ガーデンを持つ彼女と花が重要な役割を持つディオールの、植物への情熱という共通点を反映した花やハーブを使った香りと奥行きのあるメニューとなっている。

「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック」は現在、大阪・関西国際空港店、東京・銀座店そして今回オープンした東京・代官山店の3店舗が展開。今回、いただいたのは代官山店限定の3品。愛らしく可憐な見た目のスイーツや南フランスを彷彿させるサンドイッチは、抹茶や柚子、日本酒、そば茶といった日本ならではの素材を組み合わせた、驚きに満ちた新しい味わいだった。
抹茶に柚子の酸味が効いたクローバー型のムースケーキ

四葉のクローバーにちょこんと乗せられたチョコレートのてんとう虫がなんとも愛らしいこちらは、新クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンをオマージュ。ピスタチオ風味のタルト生地の上に、抹茶、玄米茶とエストラゴンのビスケットが敷き詰められ、中には柚子のコンフィが。爽やかな酸味が心地よく、ボリュームがありながらも軽くいただけた。
花畑のような可憐さ!日本酒香るムースケーキ

ディオールのアイコン、「カナージュ」柄を模した日本酒ムースで周りを囲み、砂糖菓子とパンナコッタの花々があしらわれた華やかなケーキ。ベースはチョコレートコーティングしたお米のシュトロイゼルとビスケット。上には、日本酒とみりんを使用したライスプディングといちごと柚子のコンフィ。ベリーの酸味と日本酒のまろやかな風味のハーモニーは、まさにディオールのオートクチュールのような繊細さと匠の技を感じる一品であった。
そば茶のパンのサンドイッチ

ムッシュ ディオールが休暇を過ごした南フランスの伝統的なスナック「パン・バジャ」をそば茶で再現。旬の野菜、マリネしたマグロ、バジルペーストを酸味のあるそば茶のパンで挟んだサンドイッチは気軽にいただけるセイボリーながら、満足感も十分。表面にふりかけられたそば茶の香ばしい風味もいいアクセント。
このほか、代官山店には、銀座店と共通メニューのスイーツやサラダ、タルタルなどもラインアップ。ドリンクは、コーヒーや紅茶、ワイン、シャンパン、カクテルなどがあり、食事とのペアリングも楽しめる。今回はメゾンのアイコンがあしらわれたラテを。ラテアートは写真の「ビー」のほか、「千鳥格子」「ローズ」「スター」「ミッツァ」もあるそう。また、代官山店では抹茶や日本茶も用意されている。
東京・代官山という立地とは思えない静寂に包まれた空間で、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込みです。


STAFF
TEXT&EDIT :Hiroko Fujiki
EDIT:Kyoko Seko
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