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鎌倉の閑静な場所にある、かつては地主の邸宅だった日本建築をモダンにリノベーションした空間でくつろぐ。1日2組までに許された贅沢な休日だ。移ろいゆく季節を感じさせる美食とともに、滞在を心ゆくまで堪能したい。
かつて鎌倉幕府の中枢を担ったという二階堂エリア。閑静なこの地に、1855年(安政2年)に建てられた、築160年余りという歴史ある古民家を、日本家屋のよさは最大限にいかしつつ、モダンな空間にリノベーションして生まれた宿が「鎌倉古今」である。
今回はコンシェルジュに、JR鎌倉駅までの迎えをお願いした。混雑がなければ車で5分ほど、緑豊かで閑静な住宅地の中にある「鎌倉古今」に到着する。
暖簾をくぐり、靴を脱いで建物内へ。廊下を進むと日本建築の美しさ、職人の丁寧な仕事を目にし、この邸宅が贅を尽くして建てられたことを知る。さらには、窓の外に広がる日本庭園と、その先にある山を眺め、自然豊かな古都の雰囲気に浸る。
チェックインは庭園を眺めながら個室にて。宿からのおもてなし、シャンパーニュで乾いた喉を潤す。
庭園は眺めるだけではなく散策するのも気持ちがいい。常緑樹に加え、植栽の種類も多く、季節によってさまざまな草花が目を楽しませてくれる。池では色鮮やかな錦鯉の姿にしばし見惚れる。
建物は江戸時代から使われ続けている梁や縁側などは、できるだけ残しつつリノベーションされている。2室ある客室は、いずれも80平米以上の広さがあるメゾネットスイート。昭和期に増築した建物と、明治期に建てられた蔵だったものを、それぞれモダンで快適な空間に。客室デザインもしつらいも異なる。
「古今メゾネットスイート」は、昭和期に建てられ、かつては居室であった場所。1階、2階とも大きく窓がとられ、リスや小鳥などの姿を目にすることも。
一方、元は内蔵であった「蔵メゾネットスイート」は、和室の奥にある内蔵の扉を抜けると洋風のリビングへ続く。リビングの奥の階段を上がると、2階のベッドルームへ。
2階は窓からの採光と明かりを組み合わせ、より自然でくつろげる空間に仕上げてある。
予約の際に、鎌倉の自然の移ろいを感じながら過ごせる「古今メゾネットスイート」に泊まるか、蔵の中に滞在する面白さの「蔵メゾネットスイート」にするか、大いに迷うところだ。1室最大4名まで宿泊できるから、家族や親しい友人たちと全館を貸し切りで利用しても。
STAFF
Writer: Fukuko Hamada
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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