男性へのプレゼントに、もっとも喜ばれる『ブリオーニ』の薫香

「フレグランスワードローブ」と呼ばれる『ブリオーニ』の香り。6月にリリースされた、100%天然由来の原料を使ったという「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」は、緑や土などのナチュラルな質感を連想させつつ、エレガントな落ち着きを生み出しています。

BEAUTY Jul 31,2023
男性へのプレゼントに、もっとも喜ばれる『ブリオーニ』の薫香

サルトリアルな香り、新章。4作目となる『ブリオーニ』のオードパルファム

気温の上昇と、陽光の強さが、開放感ある装いを誘う季節が到来。久々の「通常の夏」となる方も多いようで、「いつもどんな風に過ごしていたっけ?」といった戸惑いの声もまた、よく耳にします。外出を控え、他者との交流を制限していた日々からの切り替えは、まだまだ時間を要するのかもしれません。

そこで、男性の身だしなみとして特に気をつけたいのが、「香り」です。フェイス・トゥ・フェイスでのコミュニケーションがいきなり増え、さらに薄着の時期、その一方でいつもの夏の過ごし方を回復できていない状況は要注意です。そして吟味した良質な香りは周囲に好ましい印象、または信頼感をもたらし、その実感が自信にも繋がります。

キャンペーン・ヴィジュアルの画像
6月にリリースされた、「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」のキャンペーン・ヴィジュアル。天然由来の原料だけで構成された香りを連想させる、緑豊かな邸宅とブリオーニ・マンのイメージ。

『ブリオーニ』といえば、イタリアの仕立て職人(サルト)の高度な技術や美意識を反映したスーツやジャケットなどで知られる老舗ラグジュアリーブランドです。2018年からはノルベルト・スタンフル氏がデザイン・ディレクターに就任し、テーラード・ウエアに限らずカジュアル・ウエアやアクセサリーまで幅広く展開、さらにメンズだけでなくウィメンズにも注力するようになりました。2021年からはフレグランス(フレグランスワードローブ)も展開しています。サルトリアルな『ブリオーニ』の美意識は、オードパルファムにも色濃く反映されているようです。

ノルベルト・スタンフル氏の画像
『ブリオーニ』のデザイン・ディレクター、ノルベルト・スタンフル氏。

今年6月に登場した「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」は、同ブランド4作目の香り。過去3作のオードパルファム同様、仏ロベルテ社のマスター・パフューマーを務める、ミシェル・アルメラック氏が調香を手がけています。

フランスにおけるフレグランス産業の中心地、グラース生まれのミシェル・アルメラック氏は、同地のパフューマリー・スクールで学び調香師の道に。数々の著名ブランドの香りを手がけた名パフューマーとして知られる存在です。また2016年には息子であるベンジャミン・アルメラック氏が中心となって「ミシェル氏の感性をより自由に発揮させる」ことを企図し『パルル モア ドゥ パルファム』をパリにて設立、ニッチフレグランスブームの一翼も担っています。

ミシェル・アルメラック氏の画像
『ブリオーニ』のオードパルファムを手がけているパフューマー、ミシェル・アルメラック氏。数々の著名ブランドの香りを手がけてきた、フレグランスの世界でよく知られた人物です。

そんなミシェル・アルメラック氏の香りづくりへの姿勢は、簡潔かつシンプルであること。それゆえに成分の組み合わせの妙味が、より際立つともいえます。また数々のブランドの香りを手がけてきた経歴は、ブランドのヴィジョンをどのように香りとして具体化するか、というスキルに繋がっているようです。

「このフレグランスが目指したのは、ブリオーニの研ぎ澄まされた 上質なエレガンスへの賛美です。厳選した香料によるクリエーションは、そのすべてを香りへと昇華させています。すべての要素を巧みに組み立てることによって、ブランドの美意識を写し取ったオーセンティックなシヤージュが生まれました」。これは『ブリオーニ』最初のオードパルファムについての、アルメラック氏のコメントです。氏の香りづくりへのスタンスが窺えます。

過去リリースされた『ブリオーニ』のオードパルファムの画像
過去リリースされた『ブリオーニ』のオードパルファム。 上/ブランドのシグネチャーカラーであるネイビーブルーのボトルの「ブリオーニ オードパルファム」。 左/イブニングウエアを連想させるブラックボトルの「ブリオーニ オードパルファム インテンス」。 右/サテンタッチの仕上げが施されたクリアボトルの「ブリオーニ オードパルファム エクラ」。 いずれも60mlと100ml(写真)が展開されている。

また、環境と社会に配慮しより持続可能な素材を調達するという『ブリオーニ』の方針を反映して、オードパルファムの原材料も選び抜かれています。第1作目の「ブリオーニ オードパルファム」では「インド洋諸島産ピンクペッパー」と「米ヴァージニア州産シダーウッド」、第2作目の「ブリオーニ オードパルファム インテンス」では「イタリアのレッジョ・カラブリア産ベルガモット」「イタリア産タンジェリン」「インド洋諸島産ピンクペッパー」「インドネシア産パチョリ」、第3作目の「ブリオーニ オードパルファム エクラ」では「ニューカレドニア産サンダルウッド」「ソマリア産フランキンセンス」「インド洋諸島産ピンクペッパー」「トルコ産ローズ」」「インドネシア産パチョリ」などが使われています。

香りを構成する原料の画像
「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」の発表イベントで展示されていた、今回の香りを構成する原料。「乳香」とも呼ばれ古くから宗教儀式などにも使われていた樹脂「フランキンセンス」、シソ科の植物「パチョリ」、柑橘類である「ベルガモット」、スパイスとしても使われる種子「カルダモン」、そしてチョコレートの香料などにも使われる種子「トンカビーン」。

そして、先日発表された第4作目「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」は天然由来原料だけで生み出された香りとのこと。「カラブリア産ベルガモット」「グアテマラ、インド、スリランカ産のカルダモン」「ソマリア産フランキンセンス」「インドネシア産パチョリ」などに加え、希少な品種のトンカビーンが用いられています。華やかさと強さがあるベルガモットとカルダモンがまず感じられ、次第にアーシー&スモーキーなパチョリや桜の葉にも含まれる成分クマリンが特徴のトンカビーンの存在感が大きくなります。通底音的なフランキンセンスのウッディな香りは、落ち着いた雰囲気をもたらします。「これらのフレグランスには『生きた』特徴があるため、天然由来のフレグランスを生み出すことはエキサイティングでありチャレンジングなことです。なぜなら天然香料は、合成香料よりも、時間の経過とともに香りの軌跡が大きく変化するからです」。このようにミシェル・アルメラック氏は語っています。

さらに「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」は、天然由来原料で構成されていながらも、香りに持続性があることも特徴です。日本の夏にも有効といえるかもしれません。甘さと強さ、そして男性的なムードを感じさせるこのオードパルファムは、例えばエフォートレス感とエレガンスを併せ持つ『ブリオーニ』の麻やコットンのジャケットと、同様の存在感といえるでしょう。

ブリオーニ オードパルファム エッセンシャルの画像
左/「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」60ml¥15,400 右/「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」100ml ¥22,000

また『ブリオーニ』のフレグランスは、いずれもフランスのクリスタルガラスメゾンとして名高い『ラリック』が手がけています。装飾性を抑えたデザインで、いずれも落ち着いた色味のイタリア製ガラスのボトルは、『ブリオーニ』のデザイン・ディレクター、ノルベルト・スタンフル氏の美学が端的に反映されたものです。そしてこのガラスボトルもまた、持続可能性を念頭に、リサイクル可能な素材でつくられています。

「ブリオーニ オードパルファム エッセンシャル」は、ブリオーニ ブティック、一部の小売店、百貨店、brioni.comlalique.jpにて販売中。

お問い合わせ先
ラリックジャパン
0120-505-220

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