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今回で6回目となるパテック フィリップの大展覧会が、東京・新宿で6月から開催される。過去最大規模となるタイムピースの来日と、ジュネーブの名所が移設されたような会場で、その世界観を存分に堪能できる仕掛けとなっている。
スイスの“時計遺産”ともいえるパテック フィリップの新旧のマスターピースが一堂に集まる《パテック フィリップ ・ウォッチアート・グランド・エキシビション》が今年6月、東京で開催される。
ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムからの歴史的なタイムピースはもちろん、新作を含む現行コレクションや開催に合わせて製作されたスペシャルモデルまで、過去最大規模の約500点のタイムピースやオブジェが一堂に揃う空前絶後のイベントだ。
展示スペースは、希少なハンドクラフト・ルーム、ミュージアム・ルーム、マニュファクチュール・ルーム、ジュネーブ本店サロンを再現したナポレオン・ルームなど、数々のテーマに分けて構成。中でもグランド・エキシビションでは初となる「キャリバー89」などの超複雑タイムピースの特別セクションが設けられる他、ミニット・リピーターの世界を知ることができるマスター・オブ・サウンド・ルームも必見だ。また希少なハンドクラフト・ルームでは、木象嵌細工などの専門職人や時計師による実演もエキシビションのハイライトとなっている。
さらに展示以外にも2500㎡を超える広大な会場を生かし、ローヌ通りの歴史的な本店の建物や、パテック フィリップ・ミュージアムも再現。まるでジュネーブの街に来たかのような演出も見どころだ。
このエキシビションは、これほど充実した内容にもかかわらず、事前予約は必要だが、入場は無料。家族連れから愛好家までぜひ足を運んでいただき、眼福のひと時を過ごしてほしい。
パテック フィリップを愛した王侯貴族、芸術家たちは枚挙に暇がない。しかも限られた人々しか時計を所有できなかったことを考えるとその支持率の高さは圧巻。歴史の長さも、それに見合う内容があってこそ意味を持つのだ。
手彫金による渦巻きと唐草模様の装飾をケース全体に施し、前面の文字盤にはシャンルヴェ本七宝とクロワゾネ七宝を施した ダブルフェイスの「6002」。裏面には星座表と月の軌道が表示される。
クロワゾネ七宝や七宝細密画のような希少なハンドクラフトを駆使したタイムピースもエキシビションの見どころのひとつ。東京開催を記念した日本文化モチーフの作品が展示される予定だ。
初出:2023年4月29日発行『AdvancedTime』16号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Writer: Katsumi Takahashi
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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