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内装や什器はワールドワイドでブランドの世界観を統一させながら、サービスはそれぞれの地域の特性に合わせている。高級ホテルのようなホスピタリティを堪能しよう。
最近ではバーカウンターを備える時計専門店やブティックが増えてきた。しかし、「オーデマ ピゲ ブティック 名古屋」では他のエリアと比べてもバーカウンターの使用率が高く、滞在時間も長いという。東京・大阪などでは男性一人での来店がほとんどだが、名古屋では家族やパートナーを伴った来店が多く、このバーカウンターを待ち合わせ場所に使う顧客も少なくない。栄の新たなランドマークとして認知されつつあるといっていいだろう。もちろん2人、3人と集まれば、時計談義に花が咲き、オーデマ ピゲについて情報交換をするサロンの役割も果たしている。バーカウンターではエスプレッソをはじめ、シャンパンやウイスキーなどの銘酒が揃っているので、気軽に足を運んでほしい。
名古屋は東京や大阪に比べて、公共交通機関を使う人の割合が少ない車社会だ。そうした地域の特性をふまえて始まったのが、バレーパーキングサービス。バレーパーキングとは車で来店すると、駐車場への入出庫をしてくれるサービスのこと。まず電話で予約を入れ、ブティック前に到着すると、高級車の扱いになれた専任のスタッフが車のキーを受け取り、専用の駐車場に移動してくれる。ブティックは繁華街にあるので、駐車場探しに苦労するものだが、その心配もなく、愛車から降りるとそのままブティックへと入っていける。さらにリクエストすれば、ブティックの滞在中に洗車までしてくれる。
まるで5つ星の高級ホテルのおもてなしのようだ。そのあと出合うオーデマ ピゲの時計にも期待が高まる。
初出:2022年12月4日発行『AdvancedTime』14号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photos: Noboru Kurimura
Writer: Katsumi Takahashi
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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