別荘に住まうようなステイがかなう「ホテルインディゴ軽井沢」

長野県・軽井沢に誕生した「ホテルインディゴ軽井沢」。敷地内には浅間山の大自然に溶け込むように、木材を基調とする6棟が点在し、土地ならではの「ネイバーフッドストーリー」が、ハードからサービスまでの至るところで感じられる。明治以降に宣教師がサマーハウスを建て、西洋文化の息づく別荘地として発展してきた軽井沢に滞在する魅力を存分に堪能したい。

LIFESTYLE Jul 28,2022
別荘に住まうようなステイがかなう「ホテルインディゴ軽井沢」

関越自動車道の碓氷ICからすぐ、JR軽井沢駅からも車で5分ほどの場所に、2022年2月17日にグランドオープンした「ホテルインディゴ軽井沢」。旧軽井沢エリアとは少し離れるが、そのぶん自然がより身近に感じられる。敷地内を進み、ロビー棟に足を踏み入れた途端に町の喧騒とは隔絶される。

ロビーの画像
ロビーで一気に別荘気分になる。

木のぬくもりが感じられるロビー棟のエントランス中央には暖炉が配され、ラウンジスペースでフォレストガーデンを眺めながらチェックイン。ホテルのバーテンダーによるシグネチャーカクテルをアレンジしたウェルカムドリンクで喉を潤す。

このロビー棟だけでなく、建物は長野県産唐松を使用した建築。それにより、CO2の削減にも寄与している。

フォレストガーデンの小径を抜けロビー棟からスパ棟、ダイニング棟の脇を通り客室棟へ。ガーデンの植栽の一部は、元々この地にあった木々で、ホテル建築中は一時ほかの場所へ移植し、再度、この場所へ戻された。

「スタンダードツインプライベートガーデン」の画像
「スタンダードツインプライベートガーデン」1泊1室¥37000~(1室2名、税・サービス料込み)。

ゲストルームの広さはスタンダード(32平米。147室)とスイート(64平米。8室)の2カテゴリ。全客室にバルコニー、あるいはガーデンが付く。プライベートガーデンが付く「スタンダードツインプライベートガーデン」の客室の人気が高いというが、眺めや室内のデザインによって好みがわかれるところだろう。ワーケーションなら、滞在するたびに変えてみるのも面白そうだ。

「スタンダードキングリバービュー」の画像
「スタンダードキングリバービュー」。1泊1室¥33000~(1室2名、税・サービス料込み)。

小物やバスアメニティなどにもサステナブルな意識が感じられる。

ルームキーとバスアメニティの画像
左/ルームキーは木製。 右/バスアメニティは「バイオロジー」のバルクボトル。プラスチック削減にも配慮。

ホテル内を巡るとさまざまな場所でアートに出会えるのも楽しみのひとつ。客室にも軽井沢のネイバーフッド(町の建築、ストリートの様子、スポーツシーンなど)をテーマにした作品やグッズが置かれ、意識せずとも軽井沢の歴史や町を思わせる。

ルームアートの画像
ルームアートは白樺や軽井沢の自然がモチーフ。

ルームアートは、オーストラリア出身で軽井沢在住の木版画家、テリー・マッケーナ氏によるもの。ホテルコンセプトに合わせビビッドな色使いの作品もある。

炭酸泉の露天風呂やフィットネスも充実

大浴場の画像
大浴場の利用は6:00~23:00。

滞在中に大浴場での湯あみや、ジムでのトレーニングができるのはホテルならでは。「スパ棟」の1Fは露天風呂付きの炭酸泉露天風呂付き大浴場とサウナ、2階の「ザ・スパ by HARNN」にはトリートメントルームとフィットネスジムがある。開放的な炭酸泉大浴場での湯あみは宿泊者のみの特権だ。

エントランスの画像
ウール、絹、麻など天然素材を使ったアート作品の数々。

なお、エントランスは、NYで活躍するアーティスト、マーサ・タトルさんによる浅間山と澄んだ空気をイメージした作品に迎えられる癒しの空間。木材を多用し、階段までもがアート作品のように感じられる。

フィットネスセンターの画像
環境負荷を最大限に考慮したマシンで新感覚のトレーニングを。

2Fのフィットネスセンターは24時間利用可。再生可能木材を使用し、電源の要らない水抵抗や自走式駆動のマシンで思う存分、トレーニングできる。

また、タイ発祥の名門スパ「ザ・スパ by HARNN」はビジター利用も可能だ。スパ激戦区にオープンした話題のスパ、トリートメントルームは3室なので、早めに予約を。

ディナーはローカルフードを薪火料理で!

フォレストガーデンの画像
雨天を除く、毎日15:00~17:00はこの場所でアペリティフを楽しめる。

夕刻から夜にかけては、客室からダイニングの間に広がるフォレストガーデンがロマンティックな雰囲気に。ディナー前に散策するのもいい。

オールデイダイニング「KAGARIBI」とバーの画像
左/オールデイダイニング「KAGARIBI」の壁には木材とレジンを併用したアートが。 右/食事の前後に利用したいバー。

オールデイダイニング「KAGARIBI」は、オープン当初から地元グルメに話題のプレイス。入口にバーが配されているから、まずはパートナーと食前酒で乾杯してからディナーをスタートさせよう。バーテンダーによるシグネチャーカクテル「INDIGO」(¥1800)も人気だ。

骨付き信州豚の薪グリルの画像
「骨付き信州豚の薪グリル」¥6,800。

オープンキッチンに大きな暖炉が配され、時に炎が上がる調理風景や聞こえてくる音はエンタメ的な要素もある。

地元、信州産はもちろん、国内外のワインのセレクトもなかなかのもの。スタッフとやり取りしてワインを選び、食事とともに味わう豊かなひと時。そして食後は、ふたたびバーに席を移し、デザートと食後酒を心ゆくまで堪能……。

爽やかな朝は客室のテラスで過ごす

アメリカンブレックファストの画像
「インディゴブレックファースト」インルームの場合は¥4,200。

インルームダイニングのメニューが充実しているのも、滞在をより快適にしてくれる。朝食は、ダイニングでのブッフェも魅力的だが、インディゴブレックファーストをルームサービスでオーダーしよう。テラスで風を感じ、鳥のさえずりを耳にしながらプライベートな朝食時間を過ごすのもいい。

食後は、近隣のカフェやショップ、見どころなどをホテルスタッフが発掘した「ネイバーフッド」の地図が用意されているから、散策やサイクリングに出かけよう。

館内や客室では軽井沢の文化が感じられ、スパやフィットネスも充実。その土地=軽井沢ならではの「ネイバーフッドストーリー」をホテルのインテリア、アートワーク、サービスの至るところで感じられるのは「ホテルインディゴ」ブランドのホテルならでは。

「別荘で過ごす」よりも、さらに快適なリトリート体験をぜひ。

お問い合わせ先
ホテルインディゴ軽井沢
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18-39  
0267-42-1100
https://karuizawa.hotelindigo.com/

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