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長野県・軽井沢に誕生した「ホテルインディゴ軽井沢」。敷地内には浅間山の大自然に溶け込むように、木材を基調とする6棟が点在し、土地ならではの「ネイバーフッドストーリー」が、ハードからサービスまでの至るところで感じられる。明治以降に宣教師がサマーハウスを建て、西洋文化の息づく別荘地として発展してきた軽井沢に滞在する魅力を存分に堪能したい。
関越自動車道の碓氷ICからすぐ、JR軽井沢駅からも車で5分ほどの場所に、2022年2月17日にグランドオープンした「ホテルインディゴ軽井沢」。旧軽井沢エリアとは少し離れるが、そのぶん自然がより身近に感じられる。敷地内を進み、ロビー棟に足を踏み入れた途端に町の喧騒とは隔絶される。

木のぬくもりが感じられるロビー棟のエントランス中央には暖炉が配され、ラウンジスペースでフォレストガーデンを眺めながらチェックイン。ホテルのバーテンダーによるシグネチャーカクテルをアレンジしたウェルカムドリンクで喉を潤す。
このロビー棟だけでなく、建物は長野県産唐松を使用した建築。それにより、CO2の削減にも寄与している。
フォレストガーデンの小径を抜けロビー棟からスパ棟、ダイニング棟の脇を通り客室棟へ。ガーデンの植栽の一部は、元々この地にあった木々で、ホテル建築中は一時ほかの場所へ移植し、再度、この場所へ戻された。

ゲストルームの広さはスタンダード(32平米。147室)とスイート(64平米。8室)の2カテゴリ。全客室にバルコニー、あるいはガーデンが付く。プライベートガーデンが付く「スタンダードツインプライベートガーデン」の客室の人気が高いというが、眺めや室内のデザインによって好みがわかれるところだろう。ワーケーションなら、滞在するたびに変えてみるのも面白そうだ。

小物やバスアメニティなどにもサステナブルな意識が感じられる。

ホテル内を巡るとさまざまな場所でアートに出会えるのも楽しみのひとつ。客室にも軽井沢のネイバーフッド(町の建築、ストリートの様子、スポーツシーンなど)をテーマにした作品やグッズが置かれ、意識せずとも軽井沢の歴史や町を思わせる。

ルームアートは、オーストラリア出身で軽井沢在住の木版画家、テリー・マッケーナ氏によるもの。ホテルコンセプトに合わせビビッドな色使いの作品もある。

滞在中に大浴場での湯あみや、ジムでのトレーニングができるのはホテルならでは。「スパ棟」の1Fは露天風呂付きの炭酸泉露天風呂付き大浴場とサウナ、2階の「ザ・スパ by HARNN」にはトリートメントルームとフィットネスジムがある。開放的な炭酸泉大浴場での湯あみは宿泊者のみの特権だ。

なお、エントランスは、NYで活躍するアーティスト、マーサ・タトルさんによる浅間山と澄んだ空気をイメージした作品に迎えられる癒しの空間。木材を多用し、階段までもがアート作品のように感じられる。

2Fのフィットネスセンターは24時間利用可。再生可能木材を使用し、電源の要らない水抵抗や自走式駆動のマシンで思う存分、トレーニングできる。
また、タイ発祥の名門スパ「ザ・スパ by HARNN」はビジター利用も可能だ。スパ激戦区にオープンした話題のスパ、トリートメントルームは3室なので、早めに予約を。

夕刻から夜にかけては、客室からダイニングの間に広がるフォレストガーデンがロマンティックな雰囲気に。ディナー前に散策するのもいい。

オールデイダイニング「KAGARIBI」は、オープン当初から地元グルメに話題のプレイス。入口にバーが配されているから、まずはパートナーと食前酒で乾杯してからディナーをスタートさせよう。バーテンダーによるシグネチャーカクテル「INDIGO」(¥1800)も人気だ。

オープンキッチンに大きな暖炉が配され、時に炎が上がる調理風景や聞こえてくる音はエンタメ的な要素もある。
地元、信州産はもちろん、国内外のワインのセレクトもなかなかのもの。スタッフとやり取りしてワインを選び、食事とともに味わう豊かなひと時。そして食後は、ふたたびバーに席を移し、デザートと食後酒を心ゆくまで堪能……。

インルームダイニングのメニューが充実しているのも、滞在をより快適にしてくれる。朝食は、ダイニングでのブッフェも魅力的だが、インディゴブレックファーストをルームサービスでオーダーしよう。テラスで風を感じ、鳥のさえずりを耳にしながらプライベートな朝食時間を過ごすのもいい。
食後は、近隣のカフェやショップ、見どころなどをホテルスタッフが発掘した「ネイバーフッド」の地図が用意されているから、散策やサイクリングに出かけよう。
館内や客室では軽井沢の文化が感じられ、スパやフィットネスも充実。その土地=軽井沢ならではの「ネイバーフッドストーリー」をホテルのインテリア、アートワーク、サービスの至るところで感じられるのは「ホテルインディゴ」ブランドのホテルならでは。
「別荘で過ごす」よりも、さらに快適なリトリート体験をぜひ。
STAFF
Writer: Fukuko Hamada
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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