命薬フーチバーに出会い、ウェルネス体験で心身を癒す「ザ・リッツ・カールトン 沖縄」宿泊券プレゼント

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沖縄の人々の生活に根付き、様々な病の治療や予防に用いられてきたスーパーハーブ

リゾートへ到着したときの高鳴りを盛り上げてくれる香り。「ザ・リッツ・カールトン沖縄」では、海と緑の情景が広がるようなアロマがどこにいても感じられます。スパでは、地元産のフーチバーをメインにした、この地ならではの癒しのトリートメントメニューがあります。

沖縄そばやジューシーにトッピングされた、爽やかな香りの葉。いい匂いがするだけでなく、胃腸もスッキリするのだそう。沖縄の言葉で「薬（フーチ）」と「葉（バー）」を組み合わせた「薬草の葉」という意味を持つフーチバーは沖縄では昔から人々の生活に根付き、様々な病の治療や予防に用いられてきた、いわばスーパーハーブ。熱が出れば、葉の汁を飲用したり、汗疹に天日干しした葉を入浴剤として利用したり、よもぎを泡盛に漬け込んだヨモギチンキは虫刺されや切り傷、日焼けなど、皮膚トラブルに活用されてきました。

毎日、畑から届けられるフーチバーは香りの優しい新芽だけを手摘みで丁寧に

「ザ・リッツ・カールトン沖縄」で使用するハーバルボールの中味であるフーチバーは沖縄産の食品を扱う「ネクストステージ沖縄合同会社」のもの。毎日、畑から届けられる食用にも使える新鮮なフーチバーの特に香りの優しい新芽の部分のみを使用。畑から届いたフーチバーを24時間以内に柔らかい葉を傷めないよう、細心の注意で5回以上、手洗い。予洗い2回、本洗浄10分。水を切って、45度の低温で16時間以上、じっくり減圧低温乾燥させます。最終的には1キロのフーチバーが100グラムになるのだとか！

沖縄では年中収穫できるフーチバーですが、特に真夏や真冬に一定量、確保するのは大変な作業だそう。ハーバルボールには最初、葉だけを使っていましたが、バラバラになりやすいので、今は葉が絡み合い、香りが出るよう、あえて茎も加えています。

たっぷりのフーチバーでハーバルボール作り

このドライフーチバーをたっぷりと使ったハーバルボールを作るアクティビティに参加しました。

紅型染めの鮮やかな布に、乾燥フーチバーをこんもりと積んでいきます。溢れんばかりのフーチバーと相性の良いハーブを少々、最後にお米をパラっと入れて。

布の4隅を合わせてハーブがこぼれ出ないようにギュウギュウに押し潰して空気を抜いていきます。かなり硬くて締まった状態になるまでまとめたところで紐で縛って出来上がり。

たっぷりの乾燥フーチバーが1／4くらいのサイズになりました。

そのままインテリアとして飾っても香り良し、自宅のお風呂で温め蒸してリンパを流せばデトックス＆リラックス効果も期待できます。

真の美しさは、その土地の自然と心の調和から生まれると語りかけてくるフーチバーのトリートメント

「ザ・リッツ・カールトン スパ 沖縄」は、ホテルの広大な敷地内にあり、南国らしい沖縄特有の植物と小川が流れる中庭の小道を散策しながら進んだところにあります。亜熱帯の森を抜けると穏やかで心地よい別世界が広がり、スパ棟へ近づくほどに心のテンポもスローに落ち着いていくのです。

フーチバーのハーバルボールを使い、頭皮、髪をケアし、デコルテ、ショルダーのトリートメントへ。施術ルームから溢れんばかりのフーチバーの香りが漂い、緑豊かな草原にいるかのようです。

フーチバーの香りが充満するお部屋で、温めたハーバルボールで優しく頭を押してゆく、ヘッドマッサージからスタート。香りが心地よく、まどろみの境地から眠りに落ちてしまう。新緑たゆめく草原に横たわっているかのような懐かしさと、甘くてピュアなフーチバーの香りが眠りに誘う。自然の原風景の中に身を委ね、魂の記憶と繋がって循環している不思議な感覚にいつしか陥っています。最後は、蜂蜜を使ったヘアパックで髪に艶と潤いを与えて。

施術後、小顔になったと驚かれるほど、スッキリ。日常で溜まっていた毒物が出ていったのだろうか。

フーチバーは沖縄特有の西ヨモギだけれど、ヨモギ自体は日本の日常の中に根付いている、どこにでも見かける草。和菓子でも馴染みがあり、怪我をしたとき、お婆ちゃんからすり潰して患部に塗られた思い出も。生活の中で重宝していた何気ない植物の素晴らしさ、有り難さに今一度、感謝した。そういうストーリーも含めて、心の奥底に染み入ってくるのかも。

このほかにも、タイガークラムの貝殻や希少な沖縄産シークワーサーオイルなど、沖縄固有の素材を使ったスパメニューが豊富にあります。