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年齢を重ねたキレイを目指すなか、絶対アップデイトが必要な〝眉〟。ヘアメイクアップアーティスト千吉良恵子が誰でも似合う「新大人の眉ルール」をレッスン。後編は大人の太眉カジュアルストレート編です。
ただの太眉は野暮ったいので要注意!
大人が目指すストレート眉はややアーチがかったソフトストレートが鉄則
眉のトレンドは時代によって変化してきましたが、細眉は老けて見えて、太眉は若々しく見えるというのは不変の法則。よってストレート眉も、ある程度の太さをどんなことがあってもキープすべき。ここでアドバンス世代が気をつけなければいけないことは、太眉といっても眉全体をただ太く描いてしまうと野生的で野暮ったい感じに見えてしまうので、骨格に合わせて少しだけなだらかに仕上げること。アーチ眉を描くときと同様に、最初のラインは眉下(眉の底辺)からとると簡単に理想のストレート眉を描くことができます。そしてもうひとつ重要なことは、眉のなかで一番高い位置になる眉山を1点に決めず、約1㎝の幅をとること。ここを意識すれば、なだらかなストレートラインを描けるうえに、左右の角度が揃えやすくなります。
アドバンス世代のストレート眉に必要なアイテムは、アイブロウペンシル、アイブロウパウダー、スクリューブラシ、アイブロウブラシの4つのみ。まず眉づくりの主役となるのがアイブロウペンシル。くっきりとしたラインで底辺のフォルムを際立たせるとストレートの印象が高まります。より自然で立体的な眉に仕上げるためにはパウダーも必要です。特にオススメは自分の眉色に近いトーンをつくる事ができる濃淡2色以上がセットになったパレット。また、ふんわりとした質感に仕上げたいので、斜めにカットされた平形のブラシを使うと便利です。最後の仕上げに欠かせないのが、スクリューブラシ。毛流れを整え、ラインをぼかすことで自然なストレート眉が完成します。
自然で落ち着いた眉色をつくりだす3色セットのアイブロウパウダー
眉の上辺や眉頭にのせて肉付けする補助的作用の眉パウダーは、ダークカラー+ミドルカラー+ライトカラーがひとつになった3色パレットを選択。ブラウンの濃淡2色をブレンドして自然なトーンを作ることが可能だから、より自然で立体的に仕上がります。肌になじむライトカラーは、ノーズにはもちろん濃すぎた部分の修正にも活躍。
超微粒子パウダーはベタづきせずに、まるで毛が増えたようにフサッとした自然な眉に仕上がる。汗、皮脂に強い処方で、美しい発色が長時間続くところも嬉しい。
肌に優しいやわらかタッチのアイブロウペンシル
基本ラインの底辺を描く眉ペンシルは、芯が硬すぎず、軽いタッチで描けるタイプを。肌を強くこすって負担にならないことが第一条件です。そして基本ラインは目立ちすぎるのは断じてNG。髪をカラーリングしていても、肌色が濁っていても失敗しない優しい色味のウォーム系ブラウンを選ぶのがポイント。明るめや暗めは好みの色を選んでもいいのですが、グレーや赤、オレンジ系のブラウンは浮いてみえるからNGです。
ディオール ディオール ショウ カブキ ブロウ スタイラー ウォータープルーフ
ペンシルの芯が三角形で、立てて描けば細く描けるし、寝かせて描くと太くぼかしたようなラインに。どんな眉のラインも手早く仕上げることができるところが秀逸。逆サイドには肌あたり柔らかな楕円系のカブキブラシがついているので、ラインをぼかしてふんわりとナチュラルに仕上げたいときに便利。
とかす、立ち上げる、ぼかす…マルチアイテムのスクリューブラシを活用
スクリューブラシは、眉毛を描く前に、毛流れを整えたり、ペンやパウダーをぼかすときにも使えるので1本持っていると便利。柄が長いタイプを選べば、余計な力を入れずに眉毛をとかすことができる。
中央部分が膨らんだコーン型のスクリューブラシ。先端が細く絶妙なカーブを描いているので、細かな作業もしやすい。適度な毛の硬さと密度で、眉をしっかりとかせます。
テクニックいらずで自然な太さに描ける幅広アイブロウブラシ
眉毛を太らせてナチュラルな眉に仕上げるには、アイブロウブラシは欠かせません。ふわっとやわらかな印象に仕上がるので、眉メイクが苦手、という人も絶対にベタ眉にならないから安心です。選ぶべきはブラシの幅が広いもの。一気に眉全体にパウダーをのせることができるのでブラシ初心者にオススメです。
適度な幅の広さと厚みがあり、眉を描くのもぼかすのも自由自在。バシャー(アナグマ)の毛は、程よく固くコシがあり、毛先が斜めにカットされているので描きやすい。
STAFF
Photo: Ryo Kosui(model),Minako Kobayashi(still)
Hair & Make-up: Keiko Chigira
Model: Rei Tanaka
Styling & Editor: Aya Kobayashi
Composition: Kyoko Seko
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