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アートギャラリーのような新名所！ロジェ・デュブイのブティックが名古屋にオープン

国内4店舗目となるロジェ・デュブイのフラッグシップブティックが名古屋・栄に誕生。グランドオープンには本社CEOも駆けつけ、アーティストの平野莉玖さんらと共にテープカットを行った。

FASHION Dec 24,2024

ハイパーオロロジーというコンセプトを掲げ、超絶技巧のハイコンプリケーションを展開するスイスの高級時計ブランド、ロジェ・デュブイ。そのフラッグシップブティックが11月22日に名古屋・栄でグランドオープンを果たした。日本では東京、福岡、大阪に続く、4番目となる旗艦店だ。

ラグジュアリーブランドのブティックや商業施設が並び、名古屋を代表するショッピングエリアである栄から、名古屋市美術館などがある白川公園への間に立地する名古屋ブティック。ブルータリズム建築から着想した打放しコンクリートやガラスの外観が特徴で、ショッピングはもちろん芸術に関心のある人たちが足を留める存在となりそうだ。

エントランスを進むと、外観と同じくブルータリズムのコンクリート打放しのシャープな雰囲気に、ロジェ・デュブイのアイコンであるアストラルモチーフの壁面が飛び込んでくる。このアートギャラリーのような空間では、ラグジュアリーなタイムピースを眺めるだけでなく、親しみやすさも追求している。ロジェ・デュブイの「ハイパーウォッチ」が並ぶショーケースから、時計を試着したり体験ワークショップも用意されるウォールナット製のハイパーテーブル、そして奥にはよりプライベートな空間でじっくりと見ることができるVIPラウンジを設置。動線上にさまざまなコンテンツを設置することで、“ジャーニー”のようにロジェ・デュブイの世界観を堪能できるという設計だ。２Fにはブティックを運営するHASSINの社長がコレクションする現代アートが並び、アートギャラリーの顔も持つバーカウンターを備えたイベントスペースも併設される。

ロジェ・デュブイ名古屋ブティックの画像 — ロジェ・デュブイのアイコンであるアストラルが壁面に大胆に刻まれる。ブルータリズムの無機質な空間にレッドを効果的に配して、ブランドのアヴァンギャルドな世界観を表現する。

グランドオープンの日には、スイスからロジェ・デュブイのデビッド・ショーメCEOが駆けつけ、アーティストの平野莉玖さんらとともにテープカットを行った。ショーメCEOは「日本の地理的な中心地で、自動車産業の盛んな名古屋は、とても大切なエリア。ロジェ・デュブイの卓越したウォッチメイキングを受け入れやすい条件が揃っています。この名古屋からもっとロジェ・デュブイの魅力を多くの人に伝えていきたいですね」と語る。

テープカットを行っている画像 — テープカットを行った、左からロジェ・デュブイジャパンマネージングディレクター福原美知代氏、ロジェ・デュブイCEOデビッド・ショーメ氏、アーティストの平野莉玖氏、HASSIN代表取締役社長の神谷鉱正氏。

グランドオープンに合わせ、日本初公開の「エクスカリバーダブルトゥールビヨンコバルトクロム」をお披露目。ケースには自動車・航空産業でよく使用されるサビに強く、耐傷性に優れるコバルトクロムを採用。ケルトナイズされた文字盤のブリッジやフランジ部分にはコバルトの天然の色を参考にしてブルーでスタイリッシュに仕上げた。ムーブメントはディファレンシャルギアで連結した2つのフライングトゥールビヨンを備え、ロジェ・デュブイらしい超絶コンプリケーションに仕上げた。