汗や皮脂で化粧崩れ必至の季節も、美肌で笑顔を貫くための必須アイテムとテクニック

美の年輪に、幸福感をまとって輝くための「大人笑顔の美容塾」。汗や皮脂、強力な紫外線など外的刺激が多い時期、ステキな笑顔でいるための、必須アイテムと最適な塗り方を学びます。汗ばむ季節は70％カバーでいい！

ワン、ツゥー、フィニッシュで、自然な美肌！　薄い層を重ねるに徹し、化粧崩れなし！　　

汗ばむ日のメイクは軽やかでナチュラルでいたい。けれど、強い紫外線のもとでは、シミ、くすみ、シワなどエイジングトラブルが浮き上がるように目立ってしまいます。でも肌トラブルが見えてしまうことを必要以上に恐れないで！ 肌の質感を覆い隠してしまうまで、ガチガチにカバーするのではなく、夏は70％カバーできればいいと思ってほしい。なぜならそれが自然でステキだからです。

そこで提案したいのが、ベースメイクにひと工夫し、艶やかで素肌っぽい仕上がりに偽造する肌づくり。まず頼るべきは優秀な多機能下地です。1品で肌色補正、UVカット、パール下地を備えているので厚塗り感ゼロ。しかもパール入りだから、光の反射効果で肌トラブルはカバーしつつ、瑞々しい美しい艶肌が手に入ります。そして次に重要なのが、最新のファンデーション選びです。ファッションに流行があるように、ファンデーションも常に進化を続けています。肌の質感が新しくないと、ポイントメークも古臭く見えてしまうので、毎年ファンデーションはアップデートが必要です。特に今季は、エイジングケア成分がたっぷり入り、潤うのに崩れない、薄づきなのにカバー効果抜群の高機能ファンデーションにパワーアップ。なめらかかつ透明感の高い仕上がりで、若々しい美肌が実現します。多機能下地と高機能ファンデーション、この2アイテムを使い、薄い層を重ねることが、厚塗り肌にならず、まるで内側から輝きを放つような美しいナチュラル肌が完成するのです。

【レッスン１】化粧崩れを避けるにはメイク下地が要！　ポイントは手数を減らすこと。優秀多機能下地1本を選びましょう。

肌色補正、紫外線ブロック、パール下地…1品で３役担う「メイク下地」を選ぶ！

汗や皮脂でメイクが崩れやすい季節。特にベースメイクは何品も重ねて塗ると化粧崩れの原因に。UVカットの日焼け止め、次に色ムラ、赤みなどのトラブルを隠すコントロールカラー、さらにツヤ感を演出するパール下地と、地道な防護ケアが必須でした。しかしそれらを重ねれば重ねるほどムラがうまれ、化粧崩れに繋がってしまっていました。そこで注目したいのが、日焼け止め、肌色補正、パール下地と、1品で３役を備えた多機能下地。この下地をひと塗りにするだけで、化粧崩れを防ぎ、長時間美しい仕上がりをキープすることができるのです。今まで何種類も塗り重ねないと不安･･･と思っている人こそ、ナチュラル肌を目指して、1品使用にトライしてみてください。

千吉良恵子が進める珠玉の「メイク下地」

カネボウ ヴェイル オブ デイ

「まるで上質な美容液のような心地よさで肌を優しく包み込んでくれます。さっとのばした後は、なめらかでシルクのような艶を放ち、メイクのりも向上」紫外線カット効果が高いうえに、水相成分を約75％含んだみずみずしい水膜ヴェールの潤い効果で、夏場の乾燥ダメージも万全。

イトリン エレメンタリー エッセンシャルPPクリーム Awafuji

「淡い藤色がシミやくすみをふわっとぼかし上品なソワレ肌に！やや固めのクリームですが、つけた後は薄膜を形成し乾燥小じわを抹消してくれる優れもの」多様な環境ストレスから肌を守り、潤いのあるハリ肌に整えるPPクリーム。内部から澄んだ素肌へと立て直すために、厳選した植物成分をたっぷり配合し、肌の外側と内側の両方から素肌美へとアプローチ。

ポーラ ディエム クルール プライマーL

「まるで肌の内側から輝きを放つような艶肌に整えるのがこれ。のびがよく肌につけとたんスッとなじみます。しかもみずみずしい質感でつけているのを忘れるほど軽やか」青と白の２種類のパールを配合し、光を操るような透明感と艶を演出。淡いピンク色でくすみや色ムラをカバーし、自然な血色感に仕上げる。

暑い日、肌を美しく仕上げる「メイク下地」の塗り方

１．スキンケアのように優しくのばす

両頬、額、鼻、あごの5点おくことで、少しの量でまんべんなく顔全体に塗ることができます。顔中心から外側に向かって2本指でのばす。

２．スポンジを使い表面をならす

スポンジを軽く滑らせ、表面をなめらかに整えます。下地を薄く均一にのばすことで、ファンデーションのノリと持ちが断然アップ。