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イギリスのスーパーカーブランド「マクラーレン」から初の量産型プラグインハイブリッドカー「ARTURA(アルトゥーラ)」が誕生し、そのマシンがいよいよ日本に上陸!ローンチパーティーでは、国際的ギタリストMIYAVIによるエクスクルーシブなシークレットライブが行われた。
マクラーレンから登場したプラグインハイブリッドカー(PHEV)「ARTURA(アルトゥーラ)」の日本上陸を記念して、クローズドなローンチパーティー「ARTURA SONIC」が行われた。マシンが展示された会場にシークレットゲストとして登場したのは、世界で活躍する美しき日本人ギタリストMIYAVI氏。会場に招かれたごく限られたゲストと、オンラインライブを視聴するファンのために、エクスクルーシブなライブを披露した。
「Bang!」「Ahead Of The Light」などの人気楽曲で会場を興奮させた後にはトークショーも。そこでは才能に恵まれただけではない、あくなき努力によって裏付けられた彼の矜持に触れることができた。率直な彼自身の言葉のいくつかを紹介したい。
MIYAVI:「クルマ・ラバーの皆さんに比べたら、知識は少ないかもしれません。でもクルマでも料理でも音楽でもなんでも伝わってくるものがあるじゃないですか。“気”というか“波動”というか。このクルマも見ればわかる。魂込めてつくっているな、という気合いを感じます。僕が初めてマクラーレンのクルマを運転した時『これ、変態やな』って思いましたもん(笑)。(ものづくりというのは)突き詰めれば突き詰めるほど、“オタク”とか“職人”とかになる。そして、最終的にそういう人たちが開拓者として新しい時代を切り開いていくんですよね」
MIYAVI:「マクラーレン『ARTURA(アルトゥーラ)』はスーパーカーなのにハイブリッド、というところが革新的で面白いところ。
僕は常々、エンジン音とコラボして音楽をつくりたいと願っていて今回それが実現したわけだけれど、激しく唸るエンジン音だけでなく、まるで日本舞踊を舞っているかのような“静寂性”も同時に表現することができました。これは、(静音走行も可能な)ハイブリッド・スーパーカーならではのコラボレーションです」
MIYAVI氏はライブパフォーマンスの中で新曲「Futurism」も演奏してくれた。
「コロナやウクライナ戦争の影響で未来が見えにくい今の世の中、自分たちの手で、自分たちの足で道を切り開いていく! そんな思いを込めてつくった歌です」
自らによる曲紹介とともに、切なく響くギターサウンドは、彼のいうハイブリッドスーパーカーの「静」の中から演奏がスタートしている。
MIYAVI氏は“スラップ奏法”という三味線にインスパイアされた独自の演奏スタイルで、世界から注目を浴びる著名なギタリストだが、同時に俳優としても活躍する稀有な存在。さらにUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に就任するなど、いくつもの顔を持ち合わせる。すでに孤高の存在でありながら、常に進化を続ける彼の原動力はどこにあるのか。
MIYAVI:「よく冗談で言うんですけど、アクションができるギタリストはたぶん世界で僕ひとりだけって(笑)
ギタリストの世界では『何やってんだお前』って言われることかもしれないけど、僕は常に何かしら学び続けていたい。
なんでも挑戦し、学ぶ喜びを知ることこそが“進化”だと考えています。
学ぶ対象は言語でもスポーツでもなんでもいい。そこから得るものがたくさんある。
日々、着る物、居る場所、ともに活動する人からも波動をもらうし、インスピレーションを与えられています。
クルマも同じ。乗って感じたことがインスピレーションとなる。その積み重ねが僕自身や僕の楽曲をつくりあげています」
MIYAVI:「音楽でもクルマでもなんでもそうだと思うんですけど、0から何かを生み出す作業というのは、とても苦しいプロセスですよね? だから、その先にある景色を、どれだけ具体的にイメージできるかどうかが大切だと思っています。そして生みの苦しみの中で、学ぶプロセス自体をいかに楽しめるかどうか。1回きりの人生なので、自分にしか出せない音、自分にしか出せない表現をしていきたい。僕は人が驚いてくれるようなパフォーマンスがしたいから、観客の“Wow!!”っていう顔をイメージしては、それを実現させるために努力し、前進しています」
観客にワクワクを届けるためにもまず自分がワクワクすること。MIYAVI氏の精神に、マクラーレンのハイブリットスーパーカーは合致し、彼はコラボライブで私たちを魅了した。最高峰のギターとエンジン音のコラボレーションは、登録のステップを踏むと無料でオンライン視聴が可能だ。新曲「Futurism」を含む充実のライブ演奏をたっぷりと楽しめる。アクセスは上記URLから。同ホームページ内で公開中の予告動画もかなりカッコいい。ぜひあなたの目と耳で、孤高のミュージシャンとサーキットの雄が織りなす融合を体感して欲しい。
※現在、MIYAVIコラボライブ本編の動画配信は終了しております。
主要諸元 | |
全長×全幅×全高 | 4539×1913×1193mm |
車両重量 | 1395kg(乾燥重量) |
駆動方式 | MR |
トランスミッション | 8段AT |
エンジン | M630 V6 エンジン、2,993cc ツインターボ、電動ハイブリッド |
最高速度 | 330km/h |
車両価格 | ¥29,650,000(税込) |
STAFF
Writer: Kumiko Hayashi
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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