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欧米の紳士たちが愛した奥日光。2020年にオープンした「ザ・リッツ・カールトン日光」とイタリアのラグジュアリーカーブランド“マセラティ”がコラボレーションした特別プラン「マセラティ・エクスペリエンス 2021」をご紹介。
避暑地としての奥日光は、明治時代に日本を訪れた外国人によって“発見”され、開拓された。古代から日光連山の社寺地であり、また湯治場としても知られていたが、幕末に来日した英国外交官のアーネスト・サトウが奥日光をいたく気に入り、中禅寺湖畔に個人別荘を建てたほか、明治中期から昭和初期にかけて多くの外国人別荘が誕生。湖上ではヨットレースも開催された。
奥日光の涼やかな気候と欧米を思わせる美しい風景が、彼らの心を捉えたのだろう。外国人別荘の一部は現在も健在で、国際避暑地として華やいだ時代の優雅な空気が、リゾート気分を盛り上げる。
紳士の夏の拠点に最適なのが、2020年にオープンした「ザ・リッツ・カールトン日光」だ。中禅寺湖を望む広い敷地には、1894年、外国人旅行者のために誕生したリゾートホテル以来の長い歴史がある。この格式あるインターナショナルラグジュアリーホテルでは、西洋の趣と日本の豊かな自然の移ろいが感じられ、広い中庭で過ごすうちに、はるか昔に当地を訪れた欧米の紳士たちとシンクロしている気分になれる。
そんな、味わい深くラグジュアリーな旅気分を格上げするのが、「ザ・リッツ・カールトン日光」とイタリアのラグジュアリーカーブランド“マセラティ”がコラボレーションした特別プラン「マセラティ・エクスペリエンス 2021」。くつろげる宿を拠点に、旅に欠かせない荷物を十分積めて、クルージングもスポーツドライビングも自在なSUV『レヴァンテ』で日光周辺を存分に愉しめるこのパッケージプランは、往年の欧米紳士が過ごした夏体験の、いわば現代的解釈。
実用性のみならず感覚に訴えかける魅力的な“マセラティ”のハンドルを握って、避暑の真髄を堪能しよう。
1_「ザ・リッツ・カールトン日光」では写真の会席料理をはじめ、江戸前寿司や鉄板焼きも揃う。
2_「マセラティ・エクスペリエンス 2021」で用意される客室「マセラティ・ルーム」(スイートルーム)。
3_歴史ある日光湯元温泉の源泉を引いた露天風呂。
奥日光の自然と調和する「マセラティ・ルーム」で、安らぎの時間を。かつて欧米の紳士が眺めた中禅寺湖や男体山などの景色が、旅のロマンをかきたてる。
「ザ・リッツ・カールトン日光」の広い中庭には、ひときわ優雅な時間が流れる。大人のラグジュアリーを体現する“エルメネジルド ゼニア”のアイテムが、夏の避暑に涼やかな風を運ぶ。
「ザ・リッツ・カールトン日光」で実施される「マセラティ・エクスペリエンス 2021」(※)は、「マセラティ・ルーム」での宿泊(2泊・朝食付き)、ホテル滞在中の“マセラティ”『レヴァンテ』(写真の車両)の利用が含まれる。
1日1室限定で、料金は2名1室¥174,020〜(税、サービス料込み)。実施期間は2021年12月31日(金)まで(予約は12月24日〈金〉まで)。
主要諸元 | |
エンジン | 2,979cc V型6気筒 |
最高出力 | 257kW(350PS)/5,750rpm |
最大トルク | 500N・m/1,750〜4,750rpm |
全長/全幅/全高 | 5,000×1,985×1,680㎜ |
車両重量 | 2,140〜2,280kg |
車両価格 | ¥12,770,000 |
●掲載商品の価格はすべて、税込みです。
初出:2021年07月03日発行『AdvancedTime』08号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photos: Kaszumi Ogata
Stylist: Masatoshi Kawamata
Writer: Kaori Sakurai
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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