夢と歴史の賜物、〝メンズリング〟とは?

ジュエリーと宝飾芸術の学校、「レコール」がこの世に放つ、魅惑の世界観!

2022年1月から、メンズリングをテーマにしたエキシビションが、東京で開催されています。世界的に有名なコレクター、イヴ・ガストゥの収集が見られるのは、稀なこと。 心奪われるコレクションは、見逃せません。

FASHION Feb 10,2022
夢と歴史の賜物、〝メンズリング〟とは?

思わず、ドキッとするようなリングの数々。2022年1月から、東京で開催される『メンズ リング』エキシビションに登場する作品の一部です。主催は、“ヴァン クリーフ&アーペル”のサポートにより、2012年にパリで開校したジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」。国際的に、さまざまな側面からジュエリー文化を紹介することを目的としており、講義のほかにも、幾度となくジュエリーの展覧会を世界中で行ってきました。今回のエキシビション『メンズ リング』は、パリの開催に続く巡回展。伝説のアンティーク・ディーラー、イヴ・ガストゥが収集した、約270点ものメンズリングが展示されます。

本展は、「歴史」「ゴシック」「キリスト教神秘主義」「ヴァニタス(空虚)」「幅広いコレクション」という多様性を表す5つのテーマに分類。17世紀ヴェネツィア共和国の元首が実際にはめていたリングをはじめ、19世紀のイギリスのスカルリング、現代アーティストが手がけたリングなど、美しいだけでなく、ときには衝撃的であり、ときにはロマンティックでもある、興味深いラインナップです。リングにはすべて意味があり、彼が生涯をかけて世界中を周り、発掘したことで生まれたコレクションです。

女性のものととらわれがちなリングを、メンズに特化して展示される、前例のない展覧会。メンズリングを通して、世界の歴史や文化に触れてみてはいかがでしょう。

アメジストが輝く聖職者のリング

1920年代から30年代につくられたもので、キリスト教の図像から着想を得たデザインが際立つ。司教が白い手袋の上から着用していたとか。

職人技が光るリングは死者を偲ぶもの

イギリスでは、亡くなった人を偲んでこういったモーニングリングを着用する風習が。これは18世紀後半から19世紀初頭にかけてのもの。

なんと、中にはオルゴールが!

オルゴールリングと呼ばれるもので、19世紀後半に製作。楽器ができない人が音楽を聴くためのものとして、スイス・ジュネーヴで発展した。

イヴ・ガストゥ(左)と、息子のヴィクトール・ガストゥ(右)。
©ギャラリー・イヴ・ガストゥ

先駆的なアンティークディーラーだったイヴ・ガストゥはリングコレクターとしても世界で名が知れ渡っていた。パリのサンジェルマン・デ・プレ地区のギャラリーは、有名スポットに。

『メンズ リング イヴ・ガストゥ コレクション』エキシビション

会期:2022年1月14日(金)〜3月13日(日)
開館時間:11時〜18時(2022年1月21日より当面の間、開館時間を短縮)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6
東京ミッドタウン・ガーデン内
入場料:無料 予約不要
https://www.lecolevancleefarpels.com/jp/ja/mens-rings-exhibition

※データは2022年2月2日のものです。お出かけの際は最新情報をご確認ください。

初出:2021年12月19日発行『AdvancedTime』10号。掲載内容は原則的に初出時のものです。

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