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ジープ新型「ラングラー」がMIYASHITA PARKに登場！Z世代にも勧めたい四駆の本格派がさらに進化した

いつの時代にも存在するアイコニックな工業製品。たとえばiPhoneやG-SHOCKなどがそれに当たるだろう。そしてそれは若者発信によってブームが巻き起こってきた。その中枢たる渋谷はMIYASIHTA PARKで先頃、世界的にも人気の高い本格派4WD「ジープ・ラングラー」の2024年モデル発表が行われた。

LIFESTYLE May 16,2024

ジープ新型「ラングラー」がMIYASHITA PARKに登場！Z世代にも勧めたい四駆の本格派がさらに進化した

この発表に際して行われた、ジープのインポーターである打越晋ステランティス・ジャパン代表のスピーチでは、なぜこの場所で新型ラングラーの発表会を行ったかが明かされた。「ジープ・ラングラーは自分の楽しみや価値を見出すお客様に愛されているモデル。そんな若い世代が増えていて、唯一無二の存在であるラングラーは自己表現にふさわしい相棒。成功を収めているラングラーでもそれを続けることはチャレンジングであり、同様に挑戦を続ける若い世代やスタートアップ企業を応援し、共に歩みたい気持ち」からMIYASIHTA PARKが選ばれたという。

ラングラーは日本でも大いなる人気を博し、アジアでは中国に僅差で続く高い販売台数を誇っている。もっとも、インポーターはそれで決して満足せずに上を目指したいと宣言した。その足がかりとなるのが、2024年モデルのジープ・ラングラーのローンチというわけである。実際、新しいラングラーはさほど大きくは変わっていないように見えるが、その中身は着実に進化している。

ジープ・ラングラーの画像 — サハラグレードのグリルはプラチナシルバーのアクセントを与えて上質感を演出。

ジープの顔であるグリル部分は、セブンスロットの意匠が変更された。天地方向がわずかに短く、開口部の周囲の仕上げがグレードによって変えられている。これによりフェイス部分が一段と引き締まった印象を受けるようになった。

同じくジープの顔を特徴づけるフロントガラス部分はスマートフォンにも採用されて馴染み深い“コーニングゴリラガラス”に変更された。ウィンドシールド部分にはラジオ用のアンテナが内蔵されるなど（つまりロッドアンテナが廃止された）、オフロードでの飛び石や引っ掛かり防止に役立つ備えが充実したというわけである。見た目にも目立つ変更ではないが、ジープのアイデンティを守るにふさわしい改良と言えるだろう。

社内の画像 — センターコンソールのモニターがワイドタイプの12.3インチ・タッチスクリーンに変更された。

インテリアの変更点はそれよりもわかりやすく、センターコンソール中央上部に12.3インチのワイドタッチスクリーン・ディスプレイが配置されたのが新しい。従来から5倍の速さの処理能力を誇るというプロセッサーが与えられ、カーナビゲーションシステムも信頼性の高いアイシン製を採用。Android AutoやApple CarPlayに対応するのはもちろん、後者はワイヤレス接続も可能になったというから、スマホ派には嬉しいニュースだろう。

加えてフロントシートが電動タイプとなり、サイドカーテンエアバッグがスポーツバー部分に配置されるなど、快適・安全面での進化も見て取れる。

それよりなにより、従来型よりも価格が抑えられたことは若い世代にとって一番のトピックではないだろうか。エントリーグレードとして設定された「スポーツ」は799万円、中間グレードとなった「サハラ」は839万円、リアアクスル部分に改良を加えて牽引力を高めた「ルビコン」は899万円に設定されるなど、装備の充実を鑑みるといずれも70万円前後お得なプライスタグが掲げられるようになった。

そして好きものの心をくすぐる特別仕様が用意されるところも見逃せない。装備充実の「ローンチエディション」（300台限定、849万円）、特別色をまとった「ハイベロシティ」（10台限定、899万円）といずれも台数（期間）限定だから、気になる向きはぜひ、近くのジープ正規ディーラーに足を運んでほしい。普遍的かつ自身を表現できる特別な一台に出会えるはずだ。