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アイルランドのプレミアム・ウイスキーブブランド「EGANʼS(イーガンズ)」。2024年4月に発売をスタートした新商品「EGANʼS BONDERʼS BREND(イーガンズ ボーダー ブレンド)」が、ウイスキー愛好家に好評を博している。
「イーガンズ ボンダーズブレンド」の発売に先立ち、東京・青山で開催された発表会には、元K-1世界チャンピオンの魔裟斗さんが登壇。創業家6代目のマスターボンダーであるルパート・イーガン氏と、アイリッシュウイスキーの魅力や新商品のおススメの飲み方、フードペアリングについて語り合った。魔裟斗さんは、「アイリッシュウイスキーのおいしさを実感しました。イーガンズに出会って僕のフェイバリットウイスキーが変わりましたね」 と語るなど、アイリッシュウイスキーの味わい深さを絶賛した。「フルーティでとても飲みやすい」という魔裟斗さんの放ったこの一言が記憶に残っていたこともあり、休暇を待ってじっくり堪能してみることにした。
イーガンズはアイルランド中部の街、タラモアに誕生したプレミアム・ウイスキーブランド。1852年、パトリックとヘンリー・イーガン兄弟によってP.&H.Egan社が創業された。当初は精麦業、醸造業、ボンダー業など幅広い事業を展開し、20世紀初頭にはアイルランド中部を代表する大企業へと成長。ウイスキーのボトラーズとして、プレミアムウイスキー「Egan’s No.5」、「Egan’s No.8」を発売し、イーガンズの名は高品質ウイスキーの代名詞として国内外に広く知れ渡ることに。しかし、禁酒法や英国アイルランド貿易戦争などに翻弄された末、1968年、一度その歴史に幕を幕を下ろした。
イーガン家6代目のジョナサン・イーガン、ルパート・イーガンによって2013年に復活。国際的なスピリッツの大会で数々の賞に輝き、プレミアムウイスキーとして注目を集めることとなった。
イーガンズの大きな強みは、伝統と歴史に加え、新しい試みに挑戦し続けるウイスキー・ボンダーであることだ。
ボンダーとは、蒸溜所から原酒を仕入れ、ブレンドし、適切な樽に詰めて熟成させ、瓶詰までを行うアイリッシュウイスキー業界特有の職業のこと。原酒、樽、熟成、ブレンドというすべての過程を熟知しウイスキーを再定義する、これまでにないウイスキーを作ることがミッションとなる。
イーガンズはアイルランド全土から最高の原酒を調達でき、熟成と仕上げに用いる木樽の材質に至るまで深い知識を有し、原酒、樽、熟成時間を正確に配合、極上の味わいとなるためのバランスを整えることに秀でている。マスターボンバーであるルパート・イーガン氏は各工程を深く理解し、芸術性と科学を一つに新たなウイスキーを提案し続けている。
「イーガンズ ボンダーズブレンド」では、ルパート・イーガン氏はファーストフィルバーボン樽、オーク新樽、ピノー・デ・シャラント樽、ペドロヒメネス樽の4つの樽で熟成させた原酒をブレンドして、数々のコンビネーションから最適解として最高のアイリッシュウイスキーをつくりあげた。
ブレンドでは初めての試みもある。日本で人気のハイボールにも最適化されていることだ。アイルランドにはハイボールという愉しみ方はないが、日本で出会ったハイボールのおいしさに感激したルパート・イーガン氏は、日本の炭酸水や氷、製氷皿などを自国へ持ち込み、何度も研究を重ね、自信を持って出せる味に仕上げたという。
ハイボールもおいしいという「イーガンズ ボンダーズブレンド」。ハイボールとウイスキーといえば、すでにスモーキーなスコッチウイスキーやシングルモルトとの相性の良さはウイスキー好きに広く認知されている。華やかで香り立ちが良くすっきりとしたアイリッシュウイスキーの魅力をどこまで感じ取れるかがポイントだが、「イーガンズ ボンダーズブレンド」の品のあるフルーティな香りを愉しみながら、ハイボールの爽快さも損なわない仕上がりになっている。一人静かに味わうのもいいが、この飲みやすさは、食事をしながら家族や友人と飲んでも愉しい。求めやすい価格帯でも上質感はしっかり伝わってくる。魔娑斗さんも絶賛した、歴史と技術に裏打ちされた新しい味わいを楽しんでいただこう。
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Writer: Masahiro Ando
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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