「ZEGNA（ゼニア）」のアイコン的フットウェア、「トリプルステッチ™」シリーズの最新形

新作のブーツタイプと、スニーカーのバリエーション

「ゼニア」を代表するアイテムのひとつ、「Triple Stitch（トリプルステッチ）™」シリーズのフットウェア。シューレース部に配された、ブランドのヘリテージを象徴する３つのクロスステッチをモチーフとしたトリプルクロスバンドは、それぞれに個別の機能が備わっている。

 履き口に近い最上部のクロスバンドは緩めのテンションで足入れをスムーズにし、中央部のクロスバンドはソールのかかと部とともに足をはさむようにホールドして、歩行などの際にも靴内部で足が安定するように作用している。また最下部のクロスバンドは3つの中で最もテンションが強く、羽根（靴の両サイド）をしっかり抑えるように設定されている。

「ゼニア」のアーティスティック ディレクターであるアレッサンドロ・サルトリは、シーズンごとに新たな「トリプルステッチ™」を展開しているが、2023年秋冬コレクションの「ラグジュアリーアウトドアコレクション」では、2年の研究開発を経て生まれたという「トリプルステッチ™ Vetta（ヴェッタ） フォールドトップ ブーツ」が登場。アンクルブーツスタイルの靴は、「トリプルステッチ™」の構造にシャフト部のフィット感を調整できるドローコードを加えて、より安定感ある履き心地を実現している。さらにソールには濡れた氷上でもグリップ性を発揮し、低温下でも硬化しにくいVibram® Arctic Grip™（ヴィブラム® アークティック グリップ™）ソールを採用し、冬季向けのフットウェアとして高いパフォーマンスを実現している。アッパーはフォリアージュとダークブラウンのスエード、ブラックレザーの3種を展開。

また2023年秋冬コレクションでは、「トリプルステッチ™」スニーカーの新作も展開されている。アッパーにしなやかな質感のブラックディアスキンを使ったモデルは、トリプルクロスバンドや軽量ラバーソールもモノクロームで統一され、ミニマルでシックな雰囲気。カジュアルスタイルだけでなく、幅広いシーンや服装で活躍しそうだ。取り外し可能なインソールは足にあたる部分にカーフスキンを使い、さらに抗菌加工が施されている。

靴の内側にウールシアリングを配した、見た目にも暖かな「トリプルステッチ™」スニーカー。ライトブラウンとオリーブグリーンのスエードをアッパーに使用し、軽量ソールやトリプルクロスステッチはアッパーと同系色が選ばれている。ウールシアリングのリラックス感と、ナチュラルで上質な印象の色合いの組み合わせで、カジュアルシックな雰囲気が実現されている。

「トリプルステッチ™」スニーカーのアッパー素材はレザーだけではない。このネイビーカラーのフランネルは、オーストラリア産の極細羊毛繊維からつくられた「14milmil14（クワトロディッチ・ミルミル・クワトロディッチ）フランネル」を使用した製品の製造過程で生じた端切れなどを最新技術で再生したもの。廃棄ゼロを目指す#UseTheExisting™シリーズのアイテム。トリプルクロスバンドは「ゼニア」のブランドマークと同様に、フォリアージュカラーにブラックのストライプがあしらわれている。

さらに、日本限定の「トリプルステッチ™」スニーカーも登場。ホワイトディアスキンをアッパーに使い、トリプルクロスバンドやかかと部に独自色を配している。ホワイト×グリーン×ダークブルーはゼニア銀座店とゼニア公式オンラインストアのほか、ゼニア伊勢丹新宿店と三越伊勢丹オンラインストアで展開。ホワイト×レッドはゼニア銀座店とゼニア公式オンラインストアのほか、ゼニア日本橋三越店にて展開している。

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