太平洋に浮かぶ宝石“ニューカレドニア”で、神秘のウェルネスツーリズム

どこまでも広がる翡翠ブルーの海と純白の砂浜、神々しい力を宿す鬱蒼とした森。魚や鳥、植物が、自由に生き生きと命を育むニューカレドニアの自然の中には、体や心をしなやかに癒し、エネルギーを充電できるウェルネスな過ごし方がたくさんあります。ゆったりと過ごす大人の旅先にふさわしい場所。日本と季節が逆のニューカレドニアは、これからが夏本番の楽しい季節。第1回はヌメア ステイにフォーカスします！

首都ヌメアで、健やかにアクティブステイを堪能する

想像を超える絶景と、自然が奏でるエネルギーを求め、直行便エアカランで成田空港を出発してから約8時間半。ラ･トントゥータ国際空港はニューカレドニアの本島であるグランドテール島の南東にあり、首都は、空港から車で小１時間程度（約50km）の場所に位置する街、ヌメアです。エメラルドグリーンの海も無垢な自然も、またフランスのエスプリを感じる街の文化も、贅沢に楽しみたいならヌメアステイに特化した過ごし方がおすすめです。

海沿いに静かに佇むラグジュアリーなリゾートホテルに宿泊すれば、ゴージャスなリゾートで類稀なる自然遺産の海に癒されながら、ヌメアの中心街・サントルヴィルを散策し、南国の都会を楽しんだり、ゴルフ場へ足を延ばしたり、さまざまなアクティビティツアーに参加するなど、バラエティに富んだヘルシーな過ごし方が体験できます。

また郊外へ足を伸ばせば、その景観は一転し、まるでジャングルへ迷い込んだかのような大自然へエスケープ。魂を浄化するような時間を過ごすこともできるのです。この彩り豊かな心地よさを知ってしまったら、この地へ幾度となく足を運びたくなること間違いありません。大きく深呼吸したくなる、空気の澄み切ったヌメアで感じるウェルネスな旅。その過ごし方について具体的にご紹介しましょう。

—Jogging＆Cycling— 　爽快な風や水面のきらめきを眺めながら、暮らすように海沿いのプロムナードを走る

コロニアル風の建物が立ち並ぶ南仏のような風景が広がるのは、ヌメアの中心地、サントルヴィルという港街。その街へ続く海沿いの道、プロムナードでは、たくさんの方が太陽の日差しや海風を全身に浴びながら、ジョギングやサイクリングを楽しんでいます。朝日と共に早起きし、のんびりと暮らすようにホテルから街までジョギングやサイクリングを楽しむ時間。波がさざめく翡翠ブルーの海を眺めつつ、ゆっくりと体を動かすのはなんとも快適で幸福なひととき。

たとえば、今回私たちスタッフが滞在したアンスバタビーチにある『ル･メリディアン･ヌメア･リゾート＆スパ』からサントルヴィルまでは、車でわずか15分。ジョギングやサイクリングなら40分ほどで行ける、程よい距離でした。サントルヴィルの朝市にあるカフェスタンドでの朝食をお目当てに。クロックムッシュや大きなボウルでいただく熱々のカフェオレはまるでパリにいるよう。ニューカレドニアは治安が比較的良いので、安心して出かけられます。

—Marine Sports— 　ピュアな海に抱かれ、魚と遊び、体中の“気”を清らかにデトックス

海の驚くべき青さや透明度の高さは、世界最長のラグーンに浮かぶニューカレドニアが誇る大きな魅力。ここでは体中で海の素晴らしさに存分に触れてみたいものです。ラグーンに面した眺望の美しいリゾートホテルにステイし、海と一体化できるインフィニティプールや砂浜で海を眺めながら時を忘れて過ごすだけで、脳も心も目も肌も、ゆっくりと力が抜けてほどけていくような感覚に。裸足で砂浜を歩くと、清々しく純粋なヌメアの海の不思議なエネルギーが体の中に満ちてくるようです。

波間には、ボードセーリングやカイトサーフィン、ヨット、SUP、カヤックなどを楽しむ人々が見られ、また、〝天然の水族館〟と呼ばれる海は、シュノーケリングやダイビングの天国。目視でもたくさんのカラフルな魚が泳ぐ様子が見られる透明な海で、まずは気軽にシュノーケリングを。ヨットやクルーズでのドルフィンウォッチ、空から海や島々の絶景を眺めるヘリコプターツアーなど、海を楽しむアクティビティも多彩に展開されています。こんな素敵な環境なら、PCや携帯電話からしばし離れて、海を感じながらデジタルデトックスできるはずです。