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大人は年齢を重ねたキレイにこそ価値がある——自分の顔に重ねられる、人生の年輪が、内外から自然な魅力を発するように、ヘアメイクアップアーティスト千吉良恵子が美肌&メークのレッスンを開始。プロローグのレッスン1では「大人のシワの美学」を学びます。
はつらつと眩しい小麦色の肌も、透き通った白い肌も、自分らしく愛してきた世代。それぞれの美の年輪に、幸福感をまとって輝くために「大人笑顔の美容塾」がスタートします。まず、プロローグでは、絶対やるべき3つのレッスンをご紹介。この記事ではレッスン1の「大人のシワの美学」を学びましょう。
50を過ぎたくらいの年齢からでしょうか…さまざまな肌の悩みに対して「もう年齢だから」とか「忙しいから」と、言い訳をして諦めていませんか? エイジング(老齢化)とは年齢ではありません。しかたないと諦めてしまうことが、自らを老けさせてしまう原因なのです。だからこそ、きちんと肌と心が実感できるお手入れをすることが大切。それがスキンケアなのです。ところが私たちはとかく“悩み対処的”なメイクに振り回され、肌本来の力を育むスキンケアを軽視しがち。美肌をつくることは、美しいベースメイクへとつながり、さらには美しいポイントメイクを仕上げる近道になります。スキンケア次第で、肌の土台が決まることを忘れてはいけません。毎日堅実に、いかにコスメの力を信じて肌の声を聞くように慈しみながら、基本のスキンケアを積み重ねていくかが大切です。
私は年齢を重ねたときのキレイにこそ価値があるのだと思います。若くてキレイは当たり前。年齢を重ねると、内面に溜まった美しさやいろいろなものが外側へにじみ出てくるもの。そうなったときに、本当にキレイでいられるかどうか。それが大事なのです。完璧なメイクもその向こうにその人自身が見えなかったら美しさではありません。年齢を重ねた女性が心がけるメイクとは、コンプレックスを隠すメイクよりも、人生の年輪を生かすメイク。ポイントは、「自分らしさ」と「幸福感」。さらに「女性であること」を享受し、最大限に魅力を発揮することではないでしょうか。
その人からにじみ出るような「ハッピーオーラあふれる美しさ」は、昨日今日の努力で生まれるものではありません。積み上げてきたさまざまな経験によって生まれる内面、スキンケア、そしてベースメイク…。それこそが、私たちアドバンスタイム世代の、新たな目標です。
それでは、初めに、美しく伸びやかな大人笑顔でいるため、絶対やるべきことをレッスンしましょう。
大人にとって〝シワ〟は愛すべき顔の歴史。確かにシワが増えると老け感は増しますが、必ずしも美しさを損なうものではありません。なぜなら同じシワでも種類があるからです。ひとつは、笑顔に満ち、生き生きとした日々を送ってきた証の「幸せジワ=横ジワ」。額のシワと上むきに伸びる目尻のシワが代表です。もうひとつは、不満や怒りばかりの時間を過ごしてきたことが感じられる眉間のシワやマリオネットラインの「不幸ジワ=縦ジワ」。シワなら場所も種類も問わず、全部消してしまいたいと思わず、愛すべき「幸せジワ」は生かし、老け顔をつくる「不幸ジワ」は増やさず消す!そこを意識してケアをしましょう。
ハリや弾力が失うと肌が落ち込み、シワは深く刻まれます。シワの溝を深くしないためには、肌の内側から底上げするお手入れが必要。保湿効果の高さはもちろん、肌のハリや弾力に着目した成分を配合した高機能なアイテムを加え、肌の土台をしっかり立て直しましょう。内側からの強いハリと弾力で、シワの溝をググッと押し上げ、なめらかに。若々しい印象もアップします。
左から
「適度にコクのあるクリームが、シワ肌を守るように優しく包み込む。それでいてベタつきのないテクスチャーだから軽やかな肌触りに。使い続けるほどシワが確実に薄くしてくれる手応えはさすが!」太古から様々な刺激に耐え再生を繰り返してきた、驚異的な生命力の〝藻〟に着目したクリーム。付属の冷感セラミックのスパチュラを使ったマッサージが、心地よさを高めて。
「とろーりとしたテクスチャーで、目立つシワにスルスルと吸い込まれるようになじみ、たまらなくなめらかな肌に。しっとりなのに重さを感じさせないから、一年中抵抗なく使えます」肌の細胞老化対策にすぐれた効果を発揮する〝レッド カメリア ペタル エキス〟がたっぷり配合された美容液。肌にのせた瞬間、爽やかなジェル状テクスチャーが素早く浸透。ベタつかず上からベースメイクを重ねてもヨレ知らず。
「ほんの少量だけで、1つひとつの細胞が内側からパンッとふくらんでくる即効力は感動もの! 体温に温められて優雅な香りがふんわりと立ち上がるから、つけるたび幸福感に満たされます」細胞の低酸素状態の改善に加え、長寿酵素というタンパク質の働きにフォーカス。さらに、このふたつに同時にアプローチするため、希少な2種の蘭を厳選。最先端のテクノロジーがきめ細かく弾力に満ちた輝く美肌へ。
左から
「とにかく薄づきな仕上がりに感動!素肌そのものが光っているような発光感を演出するパール入りで、ちりめんジワの影や色ムラを飛ばす効果もあり」紫外線などから肌を守り、透明感のある明るい肌印象に整えるクッション ファンデーション。みずみずしくなめらかなつけ心地でスキンケアをしているような感覚に。皮脂や汗に強く、美しい仕上がりが続く。
「自然な光沢感が肌全体を包み込むような仕上がりに。光をキャッチして拡散する艶が、気になるシワを目立たせない。薄膜なのに高いカバー力を発揮するところも秀逸」人気のウルトラファンデの DNAを受け継ぎつつ、ビタミンE・パンテノールといった、潤い成分を新たに配合。しっとり潤いながら軽いつけ心地が長時間持続。
> レッスン2、「大人の余裕あふれる美」は引き締めてこそ!はこちら
Cheek one主宰。女優やモデルからの支持も厚く、多数の雑誌、広告撮影を担当。他、講演や化粧品関連のアドバイザー、化粧品の開発など幅広く活躍。著書に「千吉良恵子の効くメイク」(アスコム)、「千吉良恵子の可能力メイク」(ワニブックス)、「絶対キレイになるメイク Making Happy」(成美堂出版)、「毎日可愛くなれるメイクのヒント」(講談社)などがある。
●掲載商品の価格はすべて、税込み価格です。
STAFF
Photo: Ryo Kosui(model),Minako Kobayashi(still)
Hair & Make-up: Keiko Chigira
Model: Rei Tanaka
Styling & Editor: Aya Kobayashi
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