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美白ケアは肌の透明感を高めたり、シミを予防するもの。今ある頑固なシミには、美容医療という選択肢が有効です。また、顔の清潔感を引き上げるために意識したいのが、歯と白目の白さ。専門医に取材しました。
シミは、できた原因によって幾つかの種類に分けられます」と、皮膚科医の大野由実先生。「以前はなかったのに気づいたらできていた、肌の比較的表面にあるシミは『老人性色素斑』。大きめのものには強いエネルギーでメラニンを壊す『Qスイッチルビーレーザー』が適しています。目立つ大きなシミはないものの、紫外線による小さいシミが点々とある場合は、光をあててメラニンを分解する『フォトシルクプラス』がいいでしょう」
両頰にモヤッとある「肝斑」は?「肝斑の場合、中で炎症が起こっているため、強いレーザーはあてられません。炎症を悪化させない穏やかで均一なエネルギーの『レーザートーニング』で、メラニンを少しずつ壊していく治療が効果的です。他に、ADMという左右対称にできる後天性のあざにはQスイッチルビーレーザー、ソバカスにはフォトシルクプラスなどが適しています」
これらのシミを自分で見分けることは難しいそう。「専門医なら診断ができますが、100%ではなく、治療しながら探っていく部分も。受診する際は、機器が豊富で経験豊かな医師がいるクリニックを選んで」
強いレーザーがメラニンの色に反応し、メラニンだけを効率的に破壊。輪ゴムで強く弾いたような痛みが一瞬あり、治療後はカサブタになって約1週間後に落ちます。大半が1回の治療で済み、費用は¥20,000程度。
顔全体にパチパチと軽い刺激のある光を照射。淡く小さいシミにも反応し、ごく薄いカサブタのように浮かび上がらせます。数日でポロリと落ちればきれいに。1回である程度のシミがとれ、費用は¥60,000程度。
肝斑は、ホルモンバランスの乱れなどによる炎症性の色素沈着。炎症を悪化させない弱いレーザーを照射し、肌の中にとどまったメラニンを少しずつ破壊します。費用は1回¥40,000程度で、数回の治療が必要。
東京慈恵会医科大学形成外科に勤務後、2001年より現職。レーザーがまだ日本では珍しかった頃から美容医療に取り組み、知識と経験が豊富。
STAFF
Photos: Kenichi Yoshida
stylist: Miyuki Hamano
Editor: Mari Otsuka
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