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JR熱海駅から車で7分の高台に佇み、自然の静けさに包まれる「熱海・伊豆山 佳ら久」。ORIX HOTELS & RESORTSがフラッグシップブランドとして2023年12月2日に開業し、3年連続「ミシュランガイド ホテルセレクション」で「1ミシュランキー」に選出されたラグジュアリー旅館リゾートです。海と空が織りなす雄大な景色、伊豆山に湧く温泉、そして、この土地の“氣”を取り入れたスパ「Izusan Spa AIOI」。五行説と伊豆山の文化を融合させた「現代の湯治」を体験できるのも、「佳ら久」ならではの魅力です。自然の移ろいを感じながら、温泉や食、スパで心身をゆるやかに解きほぐす——そんな上質な旅を叶える宿を紹介します。

伊豆山の“氣”を感じながら、心と身体を整える時間を過ごせるのが、7階の「Izusan Spa AIOI(イズサン スパ アイオイ)」です。伊豆山は古くから、火と水の龍神が宿る地と伝えられてきました。こちらのスパでは、日本最古級の神湯とされる走り湯や、この地に悠然と立つ大楠など、土地に息づく自然や文化に着目。そこに、木・火・土・金・水の五つの要素が互いに影響しながら巡るという「五行説」の考え方を取り入れ、「現代の湯治」という独自のアプローチでトリートメントを行っています。
今回体験したのは、五行の考え方を取り入れた、心身を深くいたわるシグネチャーコレクションのひとつ「香守りジャニー」。施術は90分ですが、香守りのしつらえとカウンセリングを含め、約120分たっぷり時間をかけて行われます。

まずは、日本古来の「塗香(ずこう)」から好みの香りを選ぶ「香守りのしつらえ」からスタート。香木や香草を細かく砕いた粉末のお香を実際に手に取り、その日の自分にしっくりくる香りを選びます。選んだ塗香は小さな香り袋に仕立ててもらい、施術中は身につけ、終われば持ち帰ることができます。

カウンセリングでは、体調や睡眠、食事のリズムなどについてセラピストと話しながら、チェックシートを使ってその日の状態を確認。五行の考え方では、木・火・土・金・水のエレメントが身体の中でも巡り、そのバランスは日々変化するといいます。そこで見えてきた状態をもとに、オイルや施術内容が組み立てられていきます。その日の状態に合わせて香りやオイルを選ぶため、同じメニューでも、ひとりひとりに合わせて内容が変わります。

はじめに、洞窟の中から温泉が湧き出る「走り湯」に着想を得たスチームテントへ。温かな蒸気に包まれ、じんわりと汗をかきながら、身体をゆっくりと温めていきます。そしてその日の状態に合わせて選ばれたオイルを使い、ロングストロークの手技に富士山の溶岩プレートの温熱を組み合わせ、全身を丁寧にトリートメントをしていきます。強すぎず弱すぎない、ちょうどいい圧で筋肉がほどけていくたびに、呼吸も少しずつ深くなっていくようでした。セラピストの手のひらの「面」を心地よく感じながら、全身がほぐされる幸せ。ふわふわのボディに生まれ変わって、驚くほどリフレッシュできるのです。

館内の大浴場は「想海」「阿多美」の2つ。どちらにも展望露天風呂が設けられ、どこまでも広がる相模湾と湯面がひと続きになるような、開放感あふれる眺めを堪能できます。
露天風呂は水深90cmとやや深め。海を正面にして浸かったとき、海と空が一体となって見えるよう計算された深さに。立ったまま海と向き合うように湯に浸かれば、視界を遮るものは何もなく、海と空だけが目の前に広がります。インフィニティを思わせる、ここならではの眺望を楽しみながら、湯浴みを堪能できるところも魅力。豊かな自然の恵みを湛えた湯は、塩分やミネラルを含み、身体をじんわりと温め、湯上がりの肌もしっとり。ふたつの大浴場の間には湯上がりサロンがあり、海を望みながら、火照った身体を休ませることもできます。

客室は全57室。そのすべてのテラスに温泉露天風呂を備えており、開放感に満ちた空間で、海を身近に感じながらくつろぐことができます。朝のやわらかな光、夕暮れに淡く染まる空と海、そして夜、海に浮かぶ月の光。時間とともに表情を変える景色が、滞在のひとときを彩ります。そして、客室から続くテラスの温泉露天風呂で、海を眺めながら、誰にも気兼ねなく湯に浸かる時間は、最高のヒーリングタイム。何かをするためではなく、ただ景色を眺め、湯に身をゆだねる……そんな何もしない時間を楽しむのも大人ならではの贅沢です。

佳ら久には、ダイニング「六つ喜(むつき)」と鮨「藍寿(あいじゅ)」のふたつのダイニングがあります。
「六つ喜」という店名の由来には、味覚・触覚・嗅覚・聴覚・視覚、そしてここならではの体験——6つの喜びを届けたいという想いが込められているといいます。海・空・山に囲まれた伊豆山の地形をイメージした有田焼の器に、旬の食材を使った料理が一皿ずつ。器の意匠と料理が呼応し、器と料理、そのどちらにも四季が感じられます。夕食は、先付、前菜、お造りと続き、魚料理は好みに合わせて選べる構成。締めくくりには、オリジナルブレンドを使った釜炊きご飯が登場します。季節の食材を合わせながら、炊きたての味わいを楽しめるのも魅力です。

もうひとつの「藍寿」では、檜の一枚板カウンターを舞台に、職人の仕事を間近に感じながら鮨を味わえます。会席と鮨、それぞれの趣に触れながら、伊豆山の旬を一夜の食卓で楽しめます。

日が沈み、空が藍色に変わるころ、相模湾には昼間とはまったく違う景色が現れます。水平線から昇る月の光が海面を照らし、一筋の光の道を描き出す「ムーンロード」。月の輝きと海の状態、天候——いくつもの条件が重なったときにしか出会えない、幻想的な光景です。ロビーやゲストラウンジ、大浴場、客室など、館内のさまざまな場所からこの月の道を眺めることも。昼間は海と空が一面の青に包まれる「水天一碧」、夜には月明かりが描く「ムーンロード」。一日の中で表情を変えていく相模湾を眺めながら過ごす時間もまた、「佳ら久」で味わいたいひとときです。

「熱海・伊豆山 佳ら久」の「スーペリアルーム(低層階・夕朝食付き)」1泊をペアで1組様にプレゼントいたします。
※プレゼントチケットの使用有効期限は2027年2月1日から2027年4月27日までです。(3/26~4/3は除外日になります)
※当選券は当選者のみの権利となります。譲渡、転売、換金不可。現地までの渡航費、空港送迎料金は含まれておりません。
◾️締め切り:2026年12月13日(日)23:59まで
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STAFF
Writer: Aya Kobayashi
Editor: Kyoko Seko
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