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広大な大自然と風光明媚でクリーンな美しさを誇る国、カナダ。見どころの多いディスティネーションの中でも、一生に一度は訪れたいナイアガラの滝は世界的な観光名所のひとつです。ナイアガラの滝があるカナダ東部のオンタリオ州にはアクティブ&ラグジュアリーな大人の遊び場が目白押し。ナイアガラエリアを拠点に、景観を存分に楽しむためのスリルあふれるアトラクションや大自然の中でのゴルフ、90軒を超えるワイナリーを巡り、グルメを堪能し、クラシックな街の散策も。【前半】では、滝をとことん体験する絶景スポットと、カナダらしいリンクススタイルの美しいゴルフ場をご紹介します。
カナダとアメリカにまたがる壮大なナイアガラの滝は世界3大瀑布のひとつ。カナダ東部のオンタリオ州に位置し、日本からはトロントまで直行便で約12時間。トロントからは車で約1時間45分という場所にあり、滝の周りにはフォールズビューを楽しめるホテルやアクティビティがいくつも点在します。滝を間近に見ると、その轟音や、ミストのように降りかかる水しぶきの大迫力は想像以上。しかも海のような大きな川に勢い良く流れ落ちる滝からはマイナスイオンのような心地よさが感じられ、眺めているだけで心も体も気持ちよく整うよう!この地では、たくさんの滝のアトラクションをアクティブに制覇するもよし、また、いくつかに絞ってのんびり街を楽しむのもよし。また滝は、時間帯や観る角度、季節によって多彩な表情を見せてくれるのも魅力的です。*クルーズなどのアクティビティのチケットは日本語公式サイト(https://x.gd/EI5ly)にて予約や購入が可能です。
ナイアガラの滝といえば、もっとも有名なのは遊覧船。乗船すると、滝壺の最前線まで行けるのが最大のメリットです。乗り込む前にビニールポンチョを支給されますが、その程度の防御ではまったく意味がないぐらい、滝壺付近まで到達する頃には嵐の中に舞い込んだように、目も開けられずに全身ズブ濡れ。でも、その下から見上げる、すさまじい滝の衝撃が楽しくて、遊覧船の中は大人も子供も大騒ぎ!船は二階建てなので、あまり濡れたくない人は一階に陣取るのが正解です。ちなみにポンチョが赤の船はカナダ側、青のポンチョはアメリカ側から出発する遊覧船になります。乗船時間は約20分。ナイアガラ渓谷、アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダホースシュー滝の最前線まで巡ります。また夜は、ライトアップされた滝のライトミストを体験できて、こちらも幻想的で見応えあり。濡れてもOKなサンダルとタオルを持って参戦して。(Niagara City Cruises)
贅沢に楽しみたいならヘリコプター観光は外せません。真下に位置する川と滝の全景を、スピードを感じながら上空から眺められるなんて、スリリングで貴重な体験。馬蹄型をしているカナダ滝など、地上からではわからない景観を楽しめます。パイロットの隣の席を陣取れば、その臨場感と迫力もさらに倍増。「ナイアガラヘリコプター」は創業50年以上の老舗カンパニー。入念に整備された7機の旅客機エアバスH130ヘリコプターは年間を通じ、天候さえ良ければ朝から夕方まで定期的に運行しています。日本語の音声ガイドもオーダー可能。(Niagara Helicopters)
滝の裏側から圧巻の水量と轟く振動を体感できるのは「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」。入り口でビニールポンチョを身につけ、エレベーターで約38メートルを下り、130年前の岩盤トンネルを進んで滝の裏側へ。奥の方にはのぞき窓があり、滝の裏を眺められます。そして左方向に進んでたどりつくのは高さ13階ほどの場所に位置する大展望台。ここからは、世界の淡水の5分の1の量の水が一気に流れ落ちる壮大な風景を真横から堪能することができます。心底驚かされる、その轟音と大量の水しぶきを体験して!(Journey Behind The Falls)
ナイアガラ渓谷と滝の大きさを身ひとつで体験できるスリリングなアドベンチャーは、滝が流れ落ちる川沿いを行く「ワイルドプレイ・ジップライン・トゥ・ザ・フォールズ」。高い位置から雄大なパノラマを眺めつつ体を委ねて降りて行くジップラインは心踊る迫力と開放感。スピードに乗って風を切り、マイナスイオンと心地よい空気と一体化しているうち、あっという間に終了。何回も乗りたくなる快感がそこに!(WildPlay Zipline to the Falls)
ナイアガラの新たな観光施設として生まれ変わったのが2021年にオープンした最新観光スポット「ナイアガラパークス・パワーステーション(水力発電所)」。送電で商いを始めたのはカナダが初で、こちらにも100年以上、滝の水の通り道として実際に使用されていた地下トンネルや発電所の歴史的な機械などがあり、貴重な設備を見ながら展望台まで歩き、滝を下から見物することができます。ひんやりとした地下トンネルや、地下まで進むガラス張りのエレベーターが印象的。夜はプロジェクションマッピングによる光のナイトショーが観られます。1Fの広々としたギフトショップはカナダ土産の宝庫。オリジナルのTシャツやカナダのグルメアイテムなど、センスのいいものが豊富にそろうので必見です。(Niagara Parks Power Station)
STAFF
Photos: Kaz Ogawa
Writer: Maiko Takeda
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