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横浜に登場した、世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接する「ヒルトン横浜」。音楽を思わせるアートをちりばめた空間に身を置いてくつろぎ、きらめく夜景を眺めながらのディナーが楽しめる。休日に気軽に訪れるのにぴったりな隠れ家が、またひとつ増えた。
横浜駅から川を挟んだ対岸のウォーターフロント、世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接するホテルが「ヒルトン横浜」。館内のデザインコンセプトは「YOKOHAMA Déco」、日本のジャズ発祥の地とされる横浜で、かつて取り入れられたアールデコをモチーフに、モダンな横浜の要素を入れ込んで再構築している。
1階のエントランスに足を踏み入れると迎えてくれるのが楽器をモチーフにしたモダンアート。金色の手すりが配されたらせん階段を上がっていくと、まるで映画の登場人物になったような気にさせられる。階段を上がった先の3階のロビーラウンジなど、館内各所で音楽や横浜からインスパイアされたアートが配されている。


客室は全339室。全室31平米以上という、ゆったりとした造り。アールデコ要素の幾何学模様、横浜の港をイメージしたブルーを取り入れている。7階から25階に位置し、今回は22階以上にあるエグゼクティブフロアに滞在した。

足元から天井まで広く取られた窓辺からは横浜の街が望め、夜になると、きらめく夜景の中にまるで浮遊しているようにも感じられる造りだ。
エグゼクティブフロアとスイートに宿泊の際は、5階にある専用のエグゼクティブラウンジにアクセスできる。カクテルタイムには、スナックとアルコールのサービスも。立ち寄って、地元・神奈川でつくられた「湘南ゴールドサイダー」や「横浜IPA」で喉を潤してからディナーへ向かう。
ディナーは、横浜の港と客船をイメージした、スペシャリティレストラン「オーシャンミラノ シーフード&ローストビーフ」にて。窓の外にきらめく横浜の夜景を眺めながら、銘柄牛と新鮮なシーフードが堪能できると話題のレストランだ。
コースをソムリエ厳選のワインとともに、ゆっくりと堪能した。


運ばれるとその美しさにため息が出る「厳選魚介のフリュイドメール ミラノスタイル」は、ロブスター、ボイルした帆立貝、鮪のミキュイや金目鯛、イクラなどがひと皿に。シャンパーニュも進む。

メインディッシュは「黒毛和牛のローストグリル トリュフソース」。シェフが厳選した黒毛和牛を丁寧にローストしてからグリルする、オーシャンミラノスタイルだ。
ディナーの後は、バー&ラウンジ「メロディー」へ。NYのクライスラービルをイメージしたという約7mのボトルタワーは圧巻! 音楽とともに時間を忘れて美酒を味わい、語らいながら夜は更けていく。


STAFF
Writer: Fukuko Hamada
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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