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城下町の趣漂う「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で唯一無二の思い出を【後編】

愛知県犬山市に位置する「ホテルインディゴ犬山有楽苑」は、城下町の雰囲気をモダンに昇華し、提供するプレミアムなライフスタイル・ブティックホテル。後編では気になる客室や食、温泉について紹介していく。

LIFESTYLE Jan 22,2024

＞城下町の趣漂う「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で唯一無二の思い出を【前編】

客室はスタンダードからスイートまで全部で156室。犬山城と木曽川、如庵とビューは分かれるが、すべて自然豊かな眺めにあふれ、全室テラス付きなのも特徴。天気のいい日は、テラスでお茶やお酒を飲んで過ごすのも一興だ。またインテリアにもホテルのコンセプト「ネイバーフッド」の精神が散りばめられ、犬山城と木曽川を描いた現代的なアートウォールが。ヘッドボードは鵜舟を、ランプシェードは鵜を入れるかごを模したものだそうで、ディテールに至るまで、犬山のホテルであることの誇りがうかがえる。

旅といえば、の温泉も。美肌効果があるといわれ、無臭で入浴しやすい犬山温泉「白帝の湯」は、街で唯一の天然温泉だとか。内風呂に加え、露天風呂もあるので、犬山の空気や静けさを感じながら、日々の疲れを癒したい。

PH約8.5のアルカリ性単純温泉。内風呂には木曽川をモチーフにしたアートタイルが。サウナも併設されている。

食もまた独創的だ。レストラン「インディゴホームキッチン車山照（やまてらす）」では、犬山を中心とした地元食材を使用した、シーズナルな創作アレンジ料理がいただける。

取材時（2023年12月）のセミブッフェディナー。魚料理はイトヨリと平貝あわび茸とポワロナージュ。肉料理は鹿ロースビーツとセロリラーヴピューレポワブラードソース。こちらにデザート、そしてブッフェ形式のサラダやスープが加わる。独創的とはいうものの、どちらも味は非常にオーセンティックで、世代を問わず楽しめるのもうれしい。

ちなみに朝食は、焼き魚等の和朝食セットと、卵料理等のアメリカンセットから選べるシステムに。

最後に、美味しいディナーを終えたら「ザ・バー夜車山」で一杯。シグネチャーカクテルとして話題なのが、抹茶碗でいただく「有楽ナイト」だ。こちらは、織田有楽斎が「もし現代でカクテルを飲むとしたら……」という想像のもと生み出されたもの。犬山茶とミルク、そしてコニャックを原料とし、表面に散らされた金も含めて遊び心あふれる一杯に。一日巡った犬山の街を心の中で思い出し、旅を締めくくるにふさわしい夜にぴったりだ。

旅をより特別なものにするための、スペシャルプランも用意されている。電動のトゥクトゥクをレンタルして街を巡ることができたり、旅先での土地の魅力探求を応援するグローバルキャンペーン施策の一環で、館内で和装が楽しめる「ネイバーフッド・ファッション体験Borrowed by Hotel Indigo」も期間限定で行われている（2024年1月31日まで）。服の上から簡単に着られる個性溢れる和装は、ノスタルジックで犬山の雰囲気にマッチ。記念写真も、映えるものになること間違いない。

ちなみに、国内にある各４ホテル（ホテルインディゴ箱根強羅、ホテルインディゴ軽井沢、ホテルインディゴ犬山有楽苑、ホテルインディゴ東京渋谷）で、それぞれのネイバーフッドストーリーにちなんだファッションを提供しているとのこと。