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デロンギが提案する卓上セラミックファンヒーターの新しいカタチ

冬の到来を感じる今、デロンギから卓上セラミックファンヒーターが登場した。持ち運びしやすいサイズでありながら手先や足元を柔らかに温かく包んでくれる。

LIFESTYLE Oct 27,2022

ファンヒーターは冬と夏の２シーズンで活躍する
スイッチ操作だけで心地よい暖気が手先や足元を包む
デロンギ「カプスーラデスクセラミックファンヒーター」
プレゼント内容

秋の深まりとともに、朝晩が冷え込む日も増えてきた、冬に備え、パーソナルな暖房器具を探していると、デロンギの「カプスーラデスクセラミックファンヒーター」が目に留まった。

今では日本の多くの家庭で愛用されているデロンギは、20世紀前半、イタリア北部の街トレヴィーゾでクラフトマンワークショップとしてスタートしたイタリアの家電ブランドだ。1974年に、最初の電気機器として発表されたオイルヒーターによって大いなる発展を遂げ、1990年代には、暖房器具の技術を用いて、今では世界的トップシェアを握るコーヒーマシンの開発・製造にも乗り出した。

2011年からは「Better Everyday」（家で過ごす時間をより愉しく、心地よいひとときに変える）というブランド・コンセプトで製品を展開している。こうしたブランド背景や、代表的製品であるオイルヒーターを長く使って経験から、デロンギ製ヒーターの品質のよさはある程度理解はしている。幸いにも商品を借りる機会に恵まれ、実際に試用してみることにした。

ファンヒーターは冬と夏の２シーズンで活躍する

デロンギ「カプスーラデスクセラミックファンヒーター」の画像 — とにかく小型。デスクのパソコンを整理すると設置スペースが取れた。

箱から「カプスーラデスク」を取り出し、早速仕事で使っているデスクの上に置いてみた。幅150×奥行110×高さ180mm。デスク上は主にPCで占められているが、このサイズであれば、少し整理をするだけで設置スペースが容易に取れる。床上に置くと足元を暖めるのにちょうどいいサイズだ。寒い時季だけではなく、夏場でもエアコンの冷風によって手足に冷えを感じた時に利用できるという。

本体は四辺にカーブをつけた丸みのあるスクエア形状で、天面にはスイッチのオン／オフと、ヒーター運転の目安となる温度設定を行うサーモスタットのノブだけを配置したシンプルでインテリア映えするデザインとなっている。

スイッチ操作だけで心地よい暖気が手先や足元を包む

サーモスタットのノブは電源のオン／オフと、ヒーターの運転目安となる温度設定が可能で、設定値に到達すると自動で停止し消費電力を抑える仕組み。時計回りにまわすと温度設定が高くなり、反時計回りに回し、「０」の目盛りに近いほど温度設定が低く、運転休止しやすくなる。ノブを回して電源を入れると、暖かい風が本体前面にある送風口から放たれる。送風パネルは格子状で、小さな渦を多くつくることで、直線的ではなく柔らかな暖気で手先や足元を包み、心地よい暖かさを感じることができるのだという。温度や風量はあらかじめ設定されているが、風向きは上下調整ができ、送風パネルの上を押すと上向きに、下を押すと下向きに風向きが変わる。

静音性も大きな特徴で、騒音レベルは30.4dBとホテルの室内と同レベルの静けさで、動作音を気にすることなく作業に集中できる。