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伝統を守りながらも新たなことに挑戦し続ける帝国ホテルの精神。それを今、体現するのが「ホテルバル」だ。 滞在中に、思い立ったら数分後には「バルで乾杯!」も、叶う。
帝国ホテル東京タワー館の地下も美味しく進化。2021年11月1日、フランス料理「ラ ブラスリー」がリニューアルオープン、その向かいに直営の日本料理店「帝国ホテル 寅黒」が開店した。現代の日本料理を代表する、ミシュラン3つ星の「神楽坂 石かわ」、「虎白」を運営する石かわグループとアライアンスを組んだことにより実現。「ホテルバル」も同時に登場した。
「ラ ブラスリー」の隣に位置するホテルバルは、GLAMOROUS co.ltd.の森田恭通氏が「Bleu Bar」をコンセプトに改装を手掛け、SHOGO SEKINE氏による壁面のアートペインティングが印象的。旧店舗のタイルやテーブルなど、使えるものは最大限に生かしたというサステナブルな一面も。
そして味わえるのは、帝国ホテル 東京料理長の杉本雄氏がプロデュースしたフランス料理と、石かわグループの日本料理。この魅力的な料理と30種類を超えるドリンクがシームレスで楽しめる。例えば、シャンパーニュで乾杯し、和洋の料理を日本酒とともに食べ比べ、というのもいい。また、1日1杯無料でドリンクを選べるサブスクリプションサービスもある。
仕事の後のアペリティフに、あるいはアフターシアターにと、足繁く通ってしまいそうだ。
右/「Bleu Bar」の向かいには、和の雰囲気のカウンター席も。ここでワイン、あるいは、ワイングラスで日本酒というスタイルも。ワイン¥990~。
※価格は税、サービス料込み。
初出:2022年4月16日発行『AdvancedTime』11号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photos: Hiroshi Abe
Writer: Fukuko Hamada
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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