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自分の「好き」を見つめ直して選び抜く。 トレンドが、意外にもしっくりくることに驚くはず。
トレンドは、いつから「さりげなく」仕込むだけのものになったのでしょうか? 社会や家庭の中での役割を、私たちはしっかりと素敵にこなしてきました。その装いはシンプル&ベーシックなものが中心だったはず。近年、大人世代の異業種転職や独立が増えています。その目的は「人として社会と関わり、貢献したい」。そしてキャリアチェンジを機にクローゼットの中身を一新する(!)人もいて、個性的なアイテムをピックアップしていくそう。人生の第二章に必要なのは、個性=自分らしさのある極上のモノだけ、と。ラグジュアリーブランドには、それを叶えてくれるアイテムが揃っています。
この赤いコート。深い色味とボウディテールで、トレンドのヴィンテージを表現しながら、シルエットはあくまでエレガント。まさに、自信に溢れた大人のための一枚です。スタッズ小物を合わせれば、着る人のバックボーンを想像しそう。社会になじんで輝いてきた装いの「その先」は、社会の中で自分らしく羽ばたくおしゃれです!
スーツ=仕事着という固定概念からは、そろそろ卒業してもいい頃。お洒落なレストランに行くとき、観劇するとき、近所を散歩するとき……。これからは、好きなことを自分らしく楽しむためのツールとして、改めてスーツという洋服と向き合ってみてはいかがでしょう。
その手始めにチャレンジしたいのが、こんな大胆なチェックのスーツ。2015年に新たなクリエイティブ・ディレクターを迎えて若々しく生まれ変わった〝グッチ〟の一着は、ちょっとレトロなパターンや、ヴィンテージ調のディテールが、ビジネス用のスーツとは明らかに一線を画しています。無地のような堅苦しさやストライプのような気負いもなく、そのムードはどこか軽やかで、ほんの少しユーモラス。今まで我慢していた華やかな裏地だって、今日からは解禁! こんなお洒落なスーツに、煌びやかなスリッパを合わせて歩けば、いつもの散歩道も全く違った景色に見えるのでは? そう、今の私たちに必要なのは、自分を縛るためのスーツではなく、「自由にしてくれる」スーツなのです。
初出:2019年01月01日発行『AdvancedTime』00号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photography:生田昌士(Hannah Management)
Styling:櫻井賢之
Realization:山下英介
Cooperation:Archeologie/Obje d’art, ホテルアラマンダ
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