マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが能登に!世界の豪打が魅せたチャリティトーナメント

RICHARD MILLE CHARITY TOURNAMENT 2026

リシャールミルジャパンが男子プロゴルフツアーに参入して2シーズン目。被災地・能登を舞台に、今年は海外からバッバ・ワトソンも参戦して大会を盛り上げた。

LIFESTYLE Oct 29,2026
マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが能登に!世界の豪打が魅せたチャリティトーナメント

9月24日、米国のマスターズを2度制したバッバ・ワトソンが、石川県能登のゴルフ場に姿を現した。トレードマークであるピンクのラインの入ったドライバーを手に、左打ちから繰り出す豪快ショット。世界のトップで戦ってきたスター選手の、日本で7年ぶりとなるプレーにギャラリーは湧いた。
今回の来日には、競技とは別の目的もあった。舞台となった能登は、2024年元日の能登半島地震と、その後の豪雨によって度重なる被害を受けてきた地域。バッバは、リシャールミルジャパンが主催する男子プロゴルフツアーの「リシャール・ミル チャリティトーナメント2026」に参戦し、ゴルフを通じた復興支援に協力するため、この地を訪れたのであった。

バッバ・ワトソン選手の画像
バッバ・ワトソン選手。世界屈指のロングヒッターとして知られ、300ヤード超の飛距離を繰り出すドライバーのヘッドにはトレードマークのピンク色の差し色が光る。今回は2019年以来の来日となった。


バッバは2011年からリシャール・ミル ファミリーの一員としてブランドと深い関係を築いてきた。一方、2014年には、妻アンジーとともに慈善財団を設立。子どもや若者の支援に加え、洪水やハリケーンなど自然災害の被災地支援にも積極的で、寄付だけでなく、自ら復旧活動に参加してきた。そうした活動への思いが、今回のチャリティトーナメントの参戦につながったのは想像に難くない。

「RM 38-02 トゥールビヨン バッバ・ワトソン」を着用したバッバ・ワトソン選手の画像
プレー中も、バッバ選手の腕にはリシャール・ミルの時計が巻かれる。2011年から続くパートナーシップで、これまで「バッバモデル」は4コレクションが発表された。今回着用しているのは、2022年に発表された「RM 38-02 トゥールビヨン バッバ・ワトソン」。バッバ選手の強烈なスイングの衝撃にも耐えるトゥールビヨンを備え、ケースにはピンクカラーを全面に配している。

リシャールミルジャパンが能登で男子プロゴルフツアーを開催するのは、昨年に続いて2回目。今年の会場となったのは、石川県羽咋市の朱鷺の台カントリークラブ。しかし、今年8月には再び大雨による被害が発生し、一時は大会の開催そのものが危ぶまれたという。実際にゴルフ場の駐車場の一部は、豪雨の被害で利用できなくなっていた。能登には、つくづく試練が続くものだと思った。リシャールミルジャパンの川﨑圭太社長は、被災地に新たな負担をかけるのであれば、大会を中止して寄付金を届けるだけにとどめることも検討したという。ところが、地元から寄せられたのは、「ぜひ能登に来て、プロ選手たちのプレーを見せていただきたい」という声だった。

リシャールミルジャパンが目指すのは、金銭や物資による支援だけにとどまらないチャリティ活動だ。トッププロによるトーナメントを開催することで、多くの人に能登を訪れてもらう。観戦に加えて地域の食や文化に触れてもらい、そこで生まれる消費や交流を地域の活力につなげていく。会場では地元の食材や名産品を販売するブースが並び、訪れた観客はゴルフ観戦とともに能登の魅力を楽しんだ。

その理念を象徴する催しのひとつが、大会前日に開かれたジュニア向けのイベントだ。招待された24人の子どもたちを前に、バッバらプロ選手が326ヤードのパー4でティーショットを直接グリーンに乗せるワンオンチャレンジに挑戦。ジュニアたちには世界的なロングヒッターのショットを間近で見られる貴重な機会となった。さらに、パターチャレンジやトークセッションなどを通じてプロ選手と子どもたちが交流。バッバはサイン入りのヘッドカバーをプレゼントするなど、競技とは違った一面も見せた。

ジュニアたちの前でワンオンチャレンジに挑戦するバッバ選手の画像
ジュニアたちの前でワンオンチャレンジに挑戦するバッバ選手。
ジュニアたちを熱心に指導する宮里選手の画像
将来、プロゴルファーを夢見るジュニアたちを熱心に指導する宮里選手。現役プロ選手に直接見てもらえる貴重な機会となった。
リシャール・ミル ファミリーの宮里優作選手の画像
大会ホストとして、チャリティベントから本戦でのプレーまで、大会の内外で活躍を見せたリシャール・ミル ファミリーの宮里優作選手。
リシャール・ミル ファミリーの青木瀬令奈選手(左)と成田美寿々選手(右)の画像
本戦前の一般参加者を交えたプロアマ大会に参加した、リシャール・ミル ファミリーの青木瀬令奈選手(左)と成田美寿々選手(右)。


大会期間中にも、子ども食堂から110人を招待し、スナッグゴルフやアプローチショットなどを体験する企画が行われた。また、地元の小学生68人を対象に、普段は見ることのできない大会運営の舞台裏を案内する見学会も実施。トッププロの技術に触れるだけでなく、スポーツを支えるさまざまな仕事を知る機会にもなった。

見学する子どもたちの画像
大会運営の舞台裏を興味津々で見学する子どもたち。
小さな子どもがはスナッグゴルフ体験をする画像
会場ではスナッグゴルフ体験コーナーが設けられ、小さな子どもたちもゴルフの楽しさを体験できる大会となった。

本戦では、バッバの持ち味である豪快なロングドライブが観客を魅了した。ピンクのヘッドのドライバーを振り抜き、300ヤードを超えるショットを次々と披露。ボールを左右に大きく曲げる独創的なショットメーキングも健在だった。4日間を通算9アンダーの11位タイで終えたバッバは、「日本は大好きな国。また戻ってこられて本当にうれしい」と、久しぶりの日本でのプレーを喜んだ。

また、大会ホストを務めるリシャール・ミル ファミリーの宮里優作選手に加え、女子ツアー通算13勝の成田美寿々選手も本戦に参戦。成田選手は女子選手として史上10人目となる男子レギュラーツアーへの挑戦となった。予選通過こそならなかったものの、男子ツアーならではのコースセッティングやショットの精度を体感し、自身のゴルフを見つめ直す機会となった。

4日間の熱戦を制したのは大西魁斗選手。通算21アンダーで、4年ぶりとなるツアー通算2勝目を挙げた。大会には延べ7666人が来場し、寄付総額は5467万8924円に達した。選手たちの賞金総額の5%も寄付に充てられ、集まった寄付金は能登地域をはじめとする石川県、熊本の被災地、子どもたちを支援するNPOなどへ届けられた。

大会で優勝した大西魁斗選手(右)とリシャールミルジャパンの川﨑圭太社長(左)の画像
大会で優勝した大西魁斗選手(右)。石川県出身アーティスト、奈良祐希氏によって制作された優勝トロフィーを手渡すリシャールミルジャパンの川﨑圭太社長(左)。
お酢を使った炭酸ドリンクを提供するキッチンカー(左)と「能登ブルーベリー酢」(右)の画像
会場内のギャラリープラザでは、能登地域の名産品の販売や飲食店が並んだ。金沢市の今川酢造のお酢を使った炭酸ドリンクを提供するキッチンカーでは、能登町のひらみゆき農園で採れたブルーベリーを使った「能登ブルーベリー酢」が人気だった。
お問い合わせ先
リシャールミルジャパン
03-5511-1555

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