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BEVならではの「極上グランドツーリング」

powerd by AQ

ポルシェらしさを何ひとつ失うことなくBEVへと進化した「マカン」に、新たなモデル「GTS エレクトリック」を設定した。電動化では100年以上の歴史を持つともいえるポルシェが仕上げたスポーツBEVの最新モデル。そこには、あらゆる速度域で他を圧倒する“極上の移動時間”がたっぷりと詰まっている。新感覚のロングツーリングへと出掛けてみよう。

LIFESTYLE Dec 10,2025

「マカンGTS エレクトリック」の全身に宿るポルシェのDNAとともに

アクセルを踏み込んだ瞬間から強烈なトルクが立ち上がるというモーターの特性から、世に“スポーツを名乗るBEV”は多くあるが、同じ素材を使っても料理人のスキルや味つけによって、仕上がる料理は千差万別。ポルシェというスポーツカーの名調理人が供するBEVもまた、唯一無二の味わいだ。

Dr．ポルシェの時代から100年を超えるBEVの蓄積を持つポルシェ。最新の「マカンGTSエレクトリック」にも当然、ポルシェが醸成してきたプレミアムスポーツカー作りのDNAが生きている。

0—100km/hの加速が3・8秒は、SUVとしてはかなりの俊足。このパフォーマンスは通常時380kW（516馬力）、最大トルクは955Nm、さらにローンチコントロール使用時には420kW（571馬力）に達するという、強力な実力に支えられたもの。標準装備されたスポーツエアサスペンションやポルシェ・トルクベクタリング・プラスなどによる優れたトラクションと俊敏性も加わり、トップクラスのパフォーマンスを実現。1963年に生産が開始された伝説のスポーツカー「904カレラGTS」に由来する名を冠した理由は、ここにある。

一方で日常使いでも重宝するコンパクトなSUVとしての実用性を保ちつつ、WLTPサイクルで最大586kmという航続距離を実現。力強さとスムーズネスを融合させたBEVとのロングツーリングには「ポルシェらしさ」がしっかりと香り、心地よい旅感も味わえる。

このモデルに、さまざまなコースで試乗できるのが、千葉県木更津市にある「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」だ。マカン・エレクトリックの魅力を探るため、この年末にお得なキャンペーンを展開中の「PEC東京」に出掛けてみたい。

「マカン・エレクトリック」の第5のモデル

マカン・エレクトリックが日本に登場した当初は「マカン」、「マカン4」、「マカン4S」、「マカンターボ」の4種類がラインナップ。基本的な「マカン」が後輪駆動なのに対し、「マカン4」「マカン4S」、最強の「マカンターボ」は前後にモーターを搭載した4輪駆動モデル。そして2025年10月22日に追加されたのが「マカンGTSエレクトリック」。このモデルも4WDであり、ターボモデルに継ぐハイスペックモデルといえる。今年、設立30周年を迎えたポルシェジャパンが創り上げてきたポルシェブランドの中でも、魅力的なラインナップのひとつだ。

ポルシェの魅力のすべてがコンパクトボディに凝縮

細部にわたるブラック仕上げのアクセントが印象的な「GTSエレクトリック」。専用のエクステリアと、ボディカラーに合わせて選べるGTSインテリアパッケージが用意されたことでスポーツ気分はさらに上昇。最大420kWのオーバーブーストパワーと電子制御式リアディファレンシャルロック、車高を下げたスポーツエアサスペンションなどを備えた「GTSエレクトリック」は、コンパクトなBセグメントでありながら、ポルシェならではのドライビングダイナミクスを余すことなく体現している。

ポルシェのBEVに触れ、存分に味わう

ポルシェのオーナーでなくても、運転免許証があれば誰でも予約してプログラムに参加できる「唯一無二のポルシェ体験」が可能な「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京（PEC東京）」。2021年11月オープンから4年が経過し、施設としての魅力はすでに広く認知されている。最近では施設のある千葉県木更津市の『ふるさと納税』の返礼品としてPEC東京の走行チケットなどが用意されている。そんなPEC東京でポルシェ流儀によって仕上げられた最新のBEVモデルの素顔に触れてみてはどうだろう。