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自分らしいスタイルを素敵に着こなす大人たち=Advancedな男女のスナップを敢行。
ライフスタイルショップを経営するロッサーナさん。大胆な花柄が印象的なコートはリバーシブルで軽い着心地がお気に入り。ショップ経営のかたわら、プラスチックのリサイクルプロジェクトに携わる。
「このプロジェクトは今この世でいちばん必要なことで、私の使命だと感じています」。
来年ミラノの美術館で行われるチャリティイベントの準備中です。
内面と外面の両方の美を追究するカリスマパーソナルトレーナーのグレースさんは、インスタグラムをプラットフォームに、年齢にとらわれずにおしゃれを楽しむ。
「ハイ&ローやヴィンテージ&モダンなど、ミックスするおしゃれが大好き。でも、最も大事なのは自分の着こなしに確信をもち、堂々としていること!そのためには、外見はもちろん内面にも磨きをかけることを怠りません」。
@greceghanem
フランス生まれ、フランス育ちで、NYに渡ったのは今から15年前。シャネルなどで経験を積んだ後、自らの帽子ブランドHouse Of lafayette(www.houseoflafayette.com)を立ち上げる。子どもの頃からおしゃれが好きで、祖父の帽子を好んでかぶっていたそう。白のタキシードとブラレット、中折れ帽でパーティに現れるなど、そのダンディ&エレガントなスタイルは常に話題の的に。
ミラノの中心地でセレクトショップ「アラベスク」(www.larabesque.net)を営み、同時に不動産経営にも手腕を発揮するキキさん。「シンプルだけど、こだわりのあるものに惹かれます。たとえばこのニット、襟裏がシルクなの。機能的でシンプルで上質な服を着て、内面を磨く。そして毎日、自分の興味があることに価値を見いだす。そういうことが女性の美しさをつくっていくと思います」。
フィレンツェのネクタイデザイナー、レオナルド・タッツァーリさん。クラシックなスーツ姿ですが、インドから着想を得たという艶やかなネクタイと、襟先がやわらかくハネたシャツからは、ビジネス的な堅苦しさは皆無。軽やかで、知的で、優雅です。
ミラノのファッションショー会場で出会った親子。〝ミッソーニ〟の華やかなニットアウターにスキニーパンツを合わせ、足元はシルバーのスニーカーという力の抜けたモードカジュアルは、私たちの世代だからこそ似合う熟練の境地でしょう
英国中部サマセットの生地メーカー「FOX」の経営者であるダグラスさん。凛々しいビスポークのスリーピーススーツを着てワイルドなディフェンダーを駆るその姿は、地元でも注目の的。嗜好性の高いビスポークスーツも、私たちの世代の楽しみですよね。
フィレンツェのファッション業界を代表する紳士、フランコさん。上質なものをあえてラフに着崩す「無造作の格好よさ」を知り尽くした達人は、もはやクラシックなスーツを前に気負うことはない。タイを外して普段着のように着こなします。
初出:2019年01月01日発行『AdvancedTime』00号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photography
Frankie Vaughan(Milano)
山下英介
Coordinate
坂本貴代枝(Milano)
高久純子(NYC)
『AdvancedTime』は、自由でしなやかに生きるハイエンドな大人達におくる、スペシャルイシュー満載のメディア。
高感度なファッション、カルチャーに好奇心を持ち続け、今までの人生で積んだ経験、知見を余裕をもって楽しみながら、さらなる幅広い教養を求め、進化するソーシャルに寄り添いたい。
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