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名古屋らしさと今のムードをブレンドした新しいホテルが、2022年3月、名古屋駅から車で5分という中心地にオープン。洗練されたインテリアと機能性、充実のレストランなど、すべてが整えられたバランスの良いホテルにリピーター続出です。ここには、どんなステイパターンにもフィットする“素敵”がたくさん詰められています。
温かくスタイリッシュな雰囲気がいかにもおしゃれなホテルが、名古屋の一等地に2022年オープンしました。こちらは、元・読売新聞中部支社社屋の跡地で、名古屋駅から車で約5分という好立地に一から建てられました。すぐ隣には名古屋城の建築に貢献した堀川という名古屋の発展と共に歩んできた川があり、インテリアのイメージソースになっています。
エントランスから中に入ると、天井が高く、自然光がふんだんに入るロビーは、上品かつクリーンな華やかさ。さっそく気分が上がります。天井には川の水面の雰囲気をイメージしたオブジェがキラキラと輝いて目を引きます。フロントの壁は、名古屋城の瓦屋根を連想させるデザインを採用。名古屋らしさを大切に、しかも今の空気感を取り入れてモダンに表現していることがうかがえます。
ウッドの床や壁、クリーンな白とベージュ。優しいウォームカラーでまとめられた自然光がたっぷり入る明るいお部屋は、すっきりとモダンな落ち着くデザイン。シンプルながら温かさもモダンなセンスの良さも共存しているのがなんとも心地よく感じます。川の流れを思わせる壁紙はモダンアートのよう。
ソファに置かれたクッションは、名古屋の伝統的な有松絞り。全室にシモンズ社のベッドが採用され、ベッドルームとシームレスにつながったバスルームは開放感があり、明るく広々としていますが、もちろん扉で仕切ることも可能。バスタブと洗い場がセパレートタイプなので、バスタイムをゆっくり楽しめます。ベッドは快適な大きめタイプ。ゆったりリラックスできるレイアウトにこだわっています。とくに、10室あるコートヤードスイートは、リビングとベッドルームが分かれ、56平米という広さ。2方向に窓があり、ベッドルームからは開放感のある景色が楽しめます。
愛知の常滑焼の茶器や専用のコートヤードブランドのアメニティ。この部屋だけのワンランク上のスペシャルアイテムもおしゃれ。また、ファミリーや友達グループなど人数が多いときは、お部屋をコネクティングすることで、楽しく過ごせるのもこちらの強み。たとえばスイートルームとツインルームをつなげれば、ゆったりとしたリビングで一緒に過ごすことができます。
朝食、ランチ、ディナーと一日中心地よく食事が楽しめるオールデイダイニングの良し悪しは、そのままホテルの評価につながります。ロビー階にある『CRUST』は、雰囲気の良い明るいレストラン。ローカル食材を多用し、地産地消をテーマにしています。たとえば、ハンバーガーの中にはピクルスの代わりに名古屋で有名な漬物、守口漬けを使ったり、また人気の朝食ビュッフェでは、名古屋名物の鰻を入れたオムレツや、フォーのようにアレンジしたきしめんなどが並びます。季節ごとにテーマが変わるランチのワールドトリート&スイーツランチビュッフェは、ランチもスイーツも充実していて、シェフが目の前で仕上げるライブステーションが評判です。
朝8時から通し営業をしているロビーラウンジ『THE LOUNGE』では、季節ごとにテーマが変わるアフタヌーンティーやハイティーが大人気。〜2月29日まではみずみずしい旬のイチゴをふんだんに使用したストロベリーアフタヌーンティーを開催。目にも鮮やかなフレジェやイチゴのタルト、イチゴのゼリーに、カニとマッシュルームのクロケットやブリオッシュサンドイッチなどセイボリーもセットされ、春を感じるラインナップに心が踊ります。また3月1日〜5月31日までは、チャプター2として、新たなテーマでイチゴのアフタヌーンティーが始まります。LA発『Art of Tea』の シーズナルオーガニックティーや優しい口当たりと香りのコーヒーとぜひ一緒に楽しみたい。こちらではテイクアウトができるケーキなども評判で、季節に応じて中身が変わるシュークリームはいちばん人気です。おもたせにぴったりのスイーツも。
17時からはバータイム。ディナーの前にアペロを楽しむもよし、アフターディナーに軽く一杯も夜お茶もOK。高い天井が印象的な空間にゆったりとつくられた心地よいインテリアと座り心地の良いソファ。ついつい長居したくなってしまいます。17時から19時は宿泊者限定のハッピーアワーで、生ビールやハウスワインなどを自家製のミックスナッツと共に¥500で楽しめ、地元の食材を使用したフィンガーフードも人気。また2月29日までの間は、[Celebrate 2024!]と題したイブニングハイティーが17時から22時で催されています。フレンチキャビアを添えた冷製ロワイヤルや牛頬肉の赤ワイン煮込みなどシェフこだわりの料理やパティシェ特製スイーツと共に、100年以上にわたり世界を魅了してきたアペリティフワイン『LILLET』を含むソムリエ厳選の10種のワインがフリーフロー。お好みのワインを好きなだけ頂けます。優雅で、しかも心地よく過ごせるレストランやバーの存在は素敵なホテルの条件ですね。泊まっても泊まらなくても、このブランニューなホテルは、名古屋の多彩な魅力をさまざまな方法で教えてくれます。
STAFF
Writer: Maiko Takeda
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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