観音崎にニューウエーブ再び。海と空の絶景ステイ「ラビスタ観音崎テラス」

観音崎と言えば、まず音楽を連想するAdvancedTime世代が多いのではないだろうか。その象徴と言えるのが、2022年に閉館した『観音崎京急ホテル』だ。『観音崎京急ホテル』には、かつてレコーディングスタジオがあり、80年代のニューミュージックを牽引した多くのアーティストが使用していた。当時から今にいたるまで、現地でホテルマンとして働く萩倉さんは、吉田拓郎さんや、松任谷由実さん、今井美樹さんなど、名だたるアーティストが、このレコーディングスタジオを利用していた時代を知る、生き証人の一人だ。

名前をあげればきりがなく、数多くの有名アーティストたちの思い出の場所だった。

「『観音崎京急ホテル』はオープンした1985年からレコーディングスタジオが併設されていました。当時の社長の意向だと聞いています」（萩倉さん）。いずれにしても、本邦では例を見ない、斬新なアイディアだった。そして、日本のポピュラー音楽史に刻まれる数々の名盤が、ここで録音されることになったのだ。時代を築いたトップ・ミュージシャンたちに愛されるホテルとしても有名になり、『観音崎京急ホテル』は、一種独特のカルチャー・アイコンとなっていった。

当時の宿泊利用者にとっては、その空間にいるということだけで、特別な意味を持った滞在になっていたのではないだろうか。

その『観音崎京急ホテル』が、共立メンテナンスの手により、新たなリゾートホテル『ラビスタ観音崎テラス』として23年8月にリニューアルオープンした。在りし日の『観音崎京急ホテル』の面影を感じさせつつも、時代に合わせた新施設の追加や宿泊スタイルの変更などで、心地よいもてなしのクオリティもさらに上がり、非日常を味わいつつ、癒しのステイが堪能できる。

絶景の東京湾を後景にするラウンジからは、フランス・ニースもかくや、色彩のコントラストが鮮やかな野外プールが見渡せる。宿泊者は無料で利用できる。

実はこのプールも、音楽と関係深い場所であった。『観音崎京急ホテル』時代には、野外での音楽ライブや、ラジオの公開録音、さらにはサザンオールスターズのMVの撮影場所として使用されていたりと、隠れた音楽の聖地と言える特別な場所だったのだ。当時の面影を感じさせる現地に立てば、若い頃の思い出とともに、特別な感情が湧いてくる。

野外プールで、音楽とともに過ごしたあの頃の日々に想いを馳せるというのも、成熟世代の粋な過ごし方になりそうだ。

東京湾が一望できるオーシャンビューの部屋で心地よいステイを

明るく開放的なオーシャンビューの客室は、安らぐ癒しの空間。ベランダに出れば、東京湾を行き交う船が眺められ、海風を感じる心地よい時間をもたらしてくれる。

青い海と波の音を背景に楽しむグランピング

今回のリニューアルオープンに伴い、新たにグランピング宿泊プランが誕生。グランピング施設はホテル敷地内にあり、手軽に海辺のキャンプが体験できる。夕食はグランピング施設前のテラスでセルフBBQができ、入浴はホテル内の施設が利用できるので、グランピングとホテルステイのいいとこ取りをして楽しむことも可能。

天然温泉露天風呂で、心ほぐれる時間を

目の前に広がる海は部屋だけでなく天然温泉露天風呂でも満喫できる。源泉は油壺温泉で、心身ともにリラックスする空間だ。

そのほかに、内湯、ドライサウナ（男性）、ミストサウナ（女性）、岩盤浴もあるが、『ラビスタ観音崎テラス』に来たならぜひ利用して欲しいのが天然温泉貸切風呂だ。24時間入浴できる無料天然温泉貸切風呂は５種類あり、それぞれの異なるお風呂からは海を眺めることもできる。

また、グランピングプランのほかにも、ホテル棟プランの夕食には神奈川県産の魚介や三浦の野菜など四季折々の食材を使用した洋食コース料理が堪能できる。朝食もライブキッチンや、三浦半島の食材をふんだんに使用した和洋バイキングが楽しめて、レストラン会場からは海が一望でき、絶景を眺めながらいただけるのも嬉しい。

東京湾を感じながら滞在できるという特別な場所には、どこか懐かしくも新しい、至福の時間が流れていた。

「ラビスタ観音崎テラス」の宿泊券を抽選でプレゼント

「ラビスタ観音崎テラス」の1泊2食付きペア宿泊券を3組にプレゼントいたします。

※平日限定利用

■締め切り：2023年11月19日（日）23:59まで

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