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最もやさしい素材は?と問わたら多くの人は「カシミア」と答えるはず。 滑らかな着心地に幸せな気持ちで 心が満たされる――そんなカシミアにフォーカスした ジョルジオ アルマーニの日本限定コレクションが登場しました
滑らかな触り心地で、暖かく、品のある輝きをもつカシミアは、希少で高価な素材の代名詞。なぜ希少で高価なのかというと、言わずもがな限られた地域でしか採れないからです。
インド北部の高山地帯は、マイナス30度にまで気温が下がる寒冷地。そのカシミール地方に生息するカシミア山羊の毛がカシミアの原毛となります。この山羊は、秋になると外毛の下に柔毛をたくさん生やすのですが、これを春の毛の生え変わり時期に櫛でとかすか、自然と抜けたものを集めることで原毛となります。山羊一頭あたりから150~250グラムしか採れず、一着のセーターを作るのに4頭ほどの毛が必要だといわれます。
そんな希少なカシミアを使った日本限定アイテムがジョルジオ アルマーニから登場しました。ジョルジオ アルマーニはモードの先駆者。でも、デザインのおしゃれさだけでなく、実は素材開発の分野でもトップランナーなのです。それは最先端素材だけではなく、天然素材へのこだわりでも群を抜いています。なかでもカシミアは、ジョルジオ・アルマーニ氏自身のクローゼットに欠かせないといいます。この上なくラグジュアリーな素材を、あえてカジュアルな日常着に落とし込んだのがこの「カシミアコレクション」なのです。
世界広しといえども日本でしか手に入らないこのコレクションで、日々の生活で、最高の着心地とやさしさに包まれてください!
フードと大きなフラップ・ポケットが特徴的なアウターは、カシミアコレクションのために作られたもの。肉厚のカシミア地の肌ざわりで、自然と気持ちがゆるみます。ライナーが付くので、着心地も格別そのものです。ベージュの他にネイビーも展開。
12というハイゲージで編まれたクルーネックのロングスリーブは、今回のコレクションのために作られたベージュカラーの限定品。胸にはGiorgio Armaniの筆記体サインが入ります。首 回り、袖、裾を切りっぱなし風に処理することでリラックスした雰囲気で着こなせます。
カシミアジャージを一枚で仕立てたスタンドカラーのジャケットは、 シンプルなデザインだからこそ、上質な素材を存分に楽しめます。左胸と両腰にポケットを配し、前合わせはダブルファスナー仕様。同じ素材で作られたパンツは、裾にリブを用いたジョガーデザイン。アジンフィットに調整されたレングスですっきり穿けるのがうれしい。
同ブランドの中で定番人気を誇るカシミアTシャツからは、グレーとベージュの限定カラーが登場しました(写真はグレー)。ネックの周りや肩、そでのつくりは大人のボディをきれいに見せてくれます。アジアンフィットの裾丈で、着心地もストレスフリー。自らもカシミアを愛するジョルジオ・アルマーニ氏をほうふつする、徹底的な美意識を感じる逸品です。
今回のコレクションの中でも特に注目なのが、フード付きコート。肉厚カシミア地の触り心地は他では味わえない贅沢。両腰の大きなフラップ&パッチポケットや、内側のドローストリングでウエストを絞っても着られます。前合わせの防風フラップなど実用性も高く、長く愛用できる一着。
初出:2020年9月21日発行『AdvancedTime』05号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Photos: Tetsuya Niikura
Stylist: Eiji Ishikawa
Editor: Takashi Ogiyama
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