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AdvancedTimeでは、毎号生き方にスタイルのある著名人のインタビューを実施します。 様々な人生経験を積み、生き抜いてきたからこそ生まれる、透徹した言葉は見逃せません。
かつてこんなポール・ウェラーを想像できただろうか?
1977年にザ・ジャムで鮮烈なデビューを飾ってから40年以上が過ぎた。だが今も、ポール・ウェラーは世界各地でライブを行い、ステージに立ち続けている。
「若い頃は歳をとるなんて想像できなかったが、未だに俺はプレイを続けていて、音楽を愛していて、プレイすることを楽しんでる。音楽だけじゃない、人生も同じだ。輝いている瞬間があって、美しい女とカッコイイ服がある。それで最高じゃないか?」
そう語るポール・ウェラーは、神経質で尖っているように見えた若い時とは異なる、修羅場を潜り抜けた男の精悍さと自信に満ち溢れていた。
過去にはザ・スタイル・カウンシルのメンバーだったディー・C・リーとの離婚、バンドの消滅、レコード契約解消など不遇の時代もあった。1994年、『スタンリーロード』でソロとして全英1位となって返り咲くまで、かつてのスターが地元の小さなクラブを周るなど苦渋の経験もした。加えて、28歳年下の妻との間に設けた双子を含め、7人の子供の父親でもある。こうした人生の紆余曲折が今のポール・ウェラーをつくりあげたのだ。
音楽とファッションのスタイルはザ・ジャム、ザ・スタイル・カウンシル、現在のソロ活動と時代に合わせて変遷を続けているが、根底にあるものは同じ、音楽への情熱だ。
「ある程度の歳になると落ち着きたくなったり、自分が知ってる場所から出なくなり、外の世界を見なくなる男も多い。でも俺は外の世界に興味がある。常に音楽で新しいことに挑戦してみたい」
音楽、モッズ、ファッション。様々な人生経験を経ても、純粋な子供の頃の憧れを真摯に追求し、貪欲に人生を楽しむ。こんなポール・ウェラーの生き方に我々は今も魅了されている。
初出:2019年01月01日発行『AdvancedTime』00号。掲載内容は原則的に初出時のものです。
STAFF
Writing:長谷川喜美
Realization:山下英介
Photography:川田有二
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