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軽やかな和モダンのインテリアと、コンパクトながら求めるものがしっかり完備されるファシリティ、そして好立地。京都を心地よく合理的に過ごしたい、そんな旅にぴったりのホテルをご紹介します。
ラグジュアリーなホテルは京都にはたくさんあるけれど、シングルユースでも大人が心地よく泊まれるコンパクトな京都のホテルって意外と少ないものです。たとえば出張や、友達と行く京都ステイではシングルユースが理想ですが、リュクスなホテルはシングルユースでは割高すぎるし、ビジネスホテルでは味気なさすぎる…。ところが、よきところを発見しました。それがこちらの『チャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル』。オープンしてから約2年。館内は美しく、しかも京都市役所前駅から徒歩3分という好立地。どこへ行くにも行きやすく、ひとりでいても居心地のよい便利なホテルです。
ロビーの雰囲気もシックで落ち着いており、ロビーから見えるオールデイダイニングもおしゃれです。とくに目を引いたのは、数々の“手のひら一筆箋”が飾られ、長方形のテーブルが置かれたロビーの『チャプターファクトリー』。路地裏や小川、地元の人が通う飲食店など、ガイドブックに載っていない誰かの記憶が綴られた一筆箋が壁にずらり。一枚一枚読んでいくのはとても楽しく、またオリジナルの一筆箋を書くための道具も並べられているので、どなたでも京都旅の思い出を書き残すことができます。アナログな一筆箋は情緒たっぷりで印象的。大人のための隠れ家を見つけることができるかも。テーブルにはコンセントも設置され、またロビーには無料のネスプレッソマシンも置かれているので、コーヒーを飲みながら一筆箋を書いたり、PCを広げたり、と静かに過ごす方が多くいらっしゃいました。
お部屋の方を見てみましょう。まずはスタンダードなお部屋をチェック! どのお部屋も和の空気感を取り入れたシンプルモダンで京都を感じるインテリア。障子のようなデザインの窓から入る自然光は柔らかく、清々しい雰囲気です。唐紙を使用したふすまのような扉や和の灯り、窓側に備え付けられたソファが落ち着きます。モデレートタイプで約20平米、スーペリアタイプで約25平米、コーナールームは約30平米と小ぢんまりしていますが、快適で過ごしやすい仕様です。
どの時間帯でも気軽に快適にゆっくり過ごせるレストランカフェの存在は大人のホテルには不可欠。ロビー階にある『CHAPTER THE GRILL』は、朝食からランチ、カフェ、ディナーとさまざまな時間で楽しめるオールデイダイニング。すっきりとナチュラルモダンなインテリアがいまどきで素敵。評判の良い朝食ビュッフェにうかがってみました。
7時のスタート同時に入店しましたが、ずらりと並ぶ充実のラインナップに気分が盛り上がります。焼き立てのパンやサラダ、卵料理などの洋食はもちろん、羽釜で炊いたご飯や、ホテルの近所にある嶌本豆腐店の熱々の湯豆腐、京都産万願寺唐辛子のグリルやお漬物など、ローカルの食材をふんだんに使用した和食も大充実。蒸篭で蒸した点心や抹茶のおはぎなどの和菓子まであり、朝から食欲が刺激されます。
ランチとディナーはアメリカンスタイルのお料理が提供され、カフェタイムにはオリジナルスイーツも。コーヒーを頂くだけでものんびりと気持ちいいこの場所は、打ち合わせや待ち合わせの場としても穴場です。また、レストラン奥の『ROUTE BAR NIJO』ではホリデーシーズンに新メニューのデザートカクテルが登場予定です。
街歩きをしたあとに、ゆったりと手足を伸ばしてお湯に浸かれる大浴場があると、旅の疲れは格段に癒されるもの。こちらには落ち着いた御影石風呂のほか、石庭に囲まれた半露天風呂も。女性用のお風呂には上質な香りが魅力的な日本生まれのナチュラルスキンケアブランド“OSAJI”のアメニティが並びます。また、運動が日課になっている方にも朗報なのは、フィットネスジムが24時間利用できること。早朝でも夜でも、好きな時間に汗をかいて気分転換ができます。ウェルネスに敏感な大人世代にぴったりな充実の施設です。
広いお部屋がご希望なら、眺めの良い高層階に2部屋だけあるスイートルームがおすすめです。カップルや友人とゆったり泊まるのにぴったりのお部屋はリビングとベッドルームが分かれたタイプ。檜風呂でゆっくりと自分時間を楽しめます。
自由に軽やかに京都ステイを楽しみたい。そんな旅に最適なホテル、それが『チャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル』。暮らすように京都で過ごす、それこそが大人旅。このホテルなら、そんな滞在に必要なものがすべて揃っています。
STAFF
Writer: Maiko Takeda
Editor: Atsuyuki Kamiyama
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